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(2)叱る理由をきちんと説明する

叱る理由をきちんと説明する

怒りの感情をコントロールしたうえで、
「なぜなのかという部分をしっかり深掘りして説明すること」(42歳)
「子供が萎縮しないよう、理路整然となるように気をつけている」(37歳)
「分かりやすい言葉で論理的に話をして説得している」(42歳)
「事例や客観性を交え、分かりやすく伝える。叱るというよりは諭す」(44歳)
と、子供に「なぜ叱られたか」を理論的に説明しようと努めているという意見も多かった。確かに、同じ過ちを繰り返させないためにも、“何が悪いのか”を子供にきっちり理解してもらう必要がある。そのためには、曖昧な伝え方をせずに、原因や理由を客観的にきっちりと伝えるのが大切ということだろう。
 

(3)子供の話にも耳を傾ける

子供の話にも耳を傾ける
「子供それぞれの立場、目線に合わせて話を聞いて、考えた後に誉めるのか、叱るのかを落ち着いて考えて行動するようにしている。気が長い自分ならではの工夫だと思います」(38歳)
「子供の話をまず聞く」(36歳)
「話をしっかり聞いてから叱ったり、注意するようにしている」(44歳)
という声もあった。いくら悪いことをしたとはいえ、その行動の裏に思わぬ“子供なりの理由”が隠れている場合もある。自分がなぜ叱っているのかを理解し、納得してもらうためにも、子供側の言い分にまずは耳を傾ける、というのも躾における大切なプロセスなのかもしれない。

(4)フォローはしっかりと

フォローはしっかりと
なお、叱るだけではなく、
「怒った後でフォローをする」(43歳)
「怒った後は褒めるようにしている」(40歳)
「飴と鞭。妻が怒ってるときは自分が子供のフォローをする。絶対にふたり同時に怒らない」(41歳)
と、躾の後のフォローに気を遣うという意見も多く見られた。
いくら悪いことをしたとしても、その後子供が“再スタート”できるよう支えてあげるのが親の役目。そのためにも、叱った後は親もきちんと気持ちを切り替えて、子供と一緒に“再スタート”をしてあげたい。
子育てに正解はないからこそ、頭を悩ますことの多い子供への躾。うまくできずに悩む父親も多いだろうが、上記の意見を参考にし、冷静に子供と向き合いつつ、自分も成長できるような子供の躾の方法を追い求めていきたいものだ。
文=フジアマネ



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