チノパンやディッキーズなどのワークパンツ、モードな印象のスラックス。いわゆるトラウザーズ型パンツが、盤石の5ポケットパンツを食ってきた!? だって、街角には、そんなパンツをはいているオッサンが多かったのだもの。でも、ワークパンツは朴訥とした印象もあるし、スラックスはオジサンっぽさもあるから、お洒落に見せるのは難しかったりもする。
それらをうまくはきこなすための方程式を、リアルスタイル・サンプルから紐解こう。
①スラックスでサンダルコーデを大人っぽく
弥富大樹さん Age 32
ラフになりがちなサンダルコーデもスラックスを合わせるだけでグッと大人っぽくなる。トップスはシンプルに白Tですっきりとまとめよう。
②ハリと光沢感でチノパンを上品に
緒方祐介さん Age 31
ワークパンツは、それ自体がカジュアルなアイテムなので、素材選びにも慎重になりたい。ハリと光沢感のある生地で上品な佇まいに。
③サイジングで得るクールな見た目
北口大樹さん Age 31
オリーブのコットンパンツをサイズも丈感もジャストで合わせた彼。サイジングが秀逸なため暑苦しさを感じさせない。スエードのスニーカーも似合ってる。
④色みを合わせて作る統一感
太田尋之さん Age 33
スケーター御用達ブランドで揃えたシンプルなスタイルも、随所にこだわりが感じられる。ボーダーTとパンツの色みをリンクさせて、統一感のある仕上がりに。
⑤腰ばき&ロールアップでメリハリを
小出康博さん Age 33
腰ではき、ジョッパーズパンツのような感じを出した。ウエスト回りが緩い分、裾はロールアップしてメリハリをつけよう。合わせたウッドペンダントもクールだ。
⑥随所に散らしたハイ&ローの方程式
大河勇士さん Age 30
アロハとトラウザーズの色合わせが素晴らしい。ブランドの組み合わせもハイ&ローでまとめてくるあたり、コントラストが際立たせる意図が見て取れる。