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2018.08.15

ライフ

温泉&専用ビーチ付きで400万円。海の街・熱海の別荘ツアー体験


海の街<熱海編> Vol.8
奇跡の再生を果たし、観光地としてだけでなく、二拠点居住や移住の候補地としてもホットな注目を集める熱海。本格的な移住は難しいが、週末くらいは都心を離れ、ゆるやかな時間の中で暮らしたい……。そう考えるなら、思い切って別荘の購入を検討してみてはどうだろう。今なら掘り出し物も多いという、熱海の別荘事情をレポートする。
「海の街<熱海編>」をはじめから読む

マンション型が人気。二拠点居住の住処にも魅力的な別荘たち

働き盛りの男性諸氏にとって「別荘」といえば、まだまだリタイヤ後の愉しみというイメージが強いかもしれない。しかし、別荘の用途も、時代とともに変化している。現に、都心へのアクセスが良いエリアにある別荘を、二拠点居住の住処として活用する人が増えているというのだ。

「本格的な移住を考えれば、設備や便利さなど、日常生活に適した物件を購入するのが良いと思います。しかし、いわゆる“週末移住”や二拠点居住であれば、価格的にも別荘のほうが適しているのではないでしょうか」。
こう語るのは、熱海の街づくり会社「machimori」の三好さん。machimoriは、エリア再生活動を行っており、その一環として別荘のリノベーションにもかかわっている。そもそも、別荘地としても人気が高かった熱海は、別荘の数自体が豊富。空き家となっている物件も多く、今なら比較的安価に購入が可能なのだという。
「熱海の場合、特にオススメしたいのがリゾートマンション型の物件ですね。一軒家型の別荘と違い、管理を任せることができる点が大きなメリット。手放す場合でも、マンション型のほうが売りやすいんですよ」。

観光地として栄えたこの地では、バブルの崩壊で運営不能に陥ったホテルや保養所がリゾートマンションに転用されるケースが多く、別荘の物件全体でも9割近くがマンション型とのこと。その一例として、熱海駅から4kmほど離れた赤根崎にあるリゾートマンション「シャトーテル赤根崎」を紹介してもらった。


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