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元ホテルだけにリゾート感満点。相模湾の絶景を所有する悦び



元々はホテルとして営業していたという「シャトーテル赤根崎」。その面影は、広々としたエントランスやロビーからも感じられる。

今回内覧させてもらったのは、ワンルームタイプの物件。約12帖と、ホテルでいえばシングルルームに相当する広さだ。

内装や水回り以外の設備は“素”の状態になっているため、入居後は自分で好きなように、部屋のリノベーションを行うことができる。だが、なんといっても特筆すべきは、ベランダから広がる相模湾の絶景だ。

海風も心地よく、ベランダに出るだけで、まさにリゾート気分が高まってしまう。ちなみに「シャトーテル赤根崎」は、元ホテルだけあって、全室オーシャンビュー。さらに、こちらもホテル時代から継承されているプライベートビーチを利用できるというから、部屋の広さを差し引いても、かなり贅沢な物件といえるだろう。

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今がチャンス? マンション型なら400万円クラスがゴロゴロ

「こちらで価格が約400万円。温泉が引かれている大浴場やプライベートビーチ、さらにジムやリクリエーションルームといった設備が利用できることを考えれば、かなりお買い得だと思います」。
1970年代の建物なので築年数が古く、部屋の広さもソコソコとはいえ、確かにこの価格は魅力的。賃貸物件の価格が都心並みに高い熱海の住宅事情を考えれば、週末移住のためにこうしたリゾートマンションを購入するのは、かなりリアルな選択肢なのである。
所有者の紹介があれば安価に利用できるゲストルームを用意しているリゾートマンションも多いので、友人を招き、熱海で週末をともにすることも可能だ。

ちなみに熱海では、今回紹介したグレードの物件は、ほかにも多く存在し、価格帯もだいたい同様とのこと。三好さんが所属するmachimoriでは、希望があれば、こうした物件を案内する「別荘ツアー」も行っている。
400万円程度の投資で、海のある街との二拠点居住が実現できてしまう熱海の別荘事情。老後ではなく、働き盛りの今こそ検討する価値のある買い物とも言えそうだ。
[問い合わせ先]
machimori
電話番号:0557-52-4345
火曜定休
http://machimori.jp/service_renovation.html
石井敏郎=取材・文
小島マサヒロ=撮影

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