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2018.09.01

ファッション

ファッション業界人ならではの実用性も兼ねた夏の小物選び

夏のシンプルスタイルをキメるために、小物やアクセサリーを使うのは常套句。しかし、ただ飾っているだけではもったいない。せっかく身に付けるのなら、そこに機能も加っていればより便利。
ということで、4人のファッション業界人に、休日に欠かせない、小物における三種の神器を教えてもらった。

アクセはカメラありきで選んでます
「ブラック フライズ」アートディレクター
鈴木淳一さん Age  44

Tシャツ/フルーツ・オブ・ザ・ルーム、ショーツ/ユニクロ、ブーツ/レッド・ウイング、腕時計/オメガ
1_「ザ・エイチダブリュー ドッグ&コー」のキャップ
2_「ブラック フライズ」のサングラス
3_「富士フイルム」のデジタルカメラ
スナップが趣味だという鈴木さんは常にコンパクトデジタルカメラを持ち歩く。「僕のライフスタイルの根っこには、スケートカルチャーがある。写真を始めたのも憧れのスケーターの影響から。キャップは撮影の邪魔になるから短めのツバが基本」。
年齢的にゴリゴリのアクセは着けなくなったそうだが、こだわりは忘れない。「アメカジ世代だからブロウタイプのサングラスは大好物。服装をスマートな印象に仕上げてくれるからヘビロテ中です」。
 

アクセを着ける量が自然と減ったかな
「ホーボー」デザイナー
朝倉秀樹さん Age  41

シャツ/古着、Tシャツ/チャンピオン、パンツ/バシス、スニーカー/ホカ オネオネ
1_「ホーボー」のウエストバッグ
2_「ホーボー×シチズン」の腕時計
3_「ホーボー」のキーリング
「着けたいと思える腕時計ができて、それに合わせて全体のバランスも変わってきました」と最近のアクセ事情を振り返る朝倉さん。具体的には、合わせるバングルがナローになり、表情が豊かなものが増えたそう。
「しばらく表革のものって使わなかったから、あえて選びました」というウエストバッグは、少荷物派の彼にとって実用性も兼ねたアクセント。それでも重く見えないのはキーリングに付いたリフレクター素材のストラップのおかげか?
 

これがバイク乗りの快楽的小物術
「デウス エクス マキナ ハラジュク」バリスタ
吉田佳照さん Age 52

シャツ、パンツ、サンダル/すべてデウス エクス マキナ、腕時計/ニクソン
1_「レイン×デウス エクス マキナ」のサングラス
2_「デフォルマシ&デウス エクス マキナ」のキーホルダー
3_「デウス  エクス マキナ」のバッグ
「バイカーの服装って薄汚く思われがちだけど、そんなこともない(笑)」と語る、バイク歴30年以上の吉田さん。「バッグは機能性よりも服に馴染む生地感や色使いのほうが大事です。今日着けている小物もそう」。
ハードなサングラスやヘルメット型のキーホルダーなど、バイクを離れてもその小物使いが男クサさや趣味性を感じさせる。その一方で、白いパンツや履き替えたサンダルのおかげだろうか、その装いは清潔感すら漂っているのだ。
 

度入りのサングラスは夏の必需品
「トゥモローランド」PRマネージャー
杉山耕平さん Age 36

シャツ/アトリエ&リペアーズ、パンツ/ノット メン、靴/ソルヴィエール
1_「オージー・バイ・オリバー・ゴールドスミス」のサングラス
2_上●「トムウッド」、下●「カルティエ」のリング
3_「イル ミーチョ デイ ヒデタカ フカヤ」のバッグ
「普段はリングを両手に5〜6個着けるところを、シャツが派手めだから3つに絞ってバランスを取っています」。シャツの柄色に合わせ、ターコイズのリングを選んでいるところがニクい杉山さん。
また、毎日のコーデに欠かせないものとしてグラスコードとサングラスを挙げてくれた。「夏だからサングラスを掛けたいのですが、目が悪いので度入りのレンズをチョイスしています。グラスホルダーで携帯すれば紛失しないし、煩わしさも軽減されますからね」。


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