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2018.08.31

ファッション

秘訣は“絶妙なサジ加減”。サラッと洒落たプロの小物3点セット

10代の頃、アクセは重ね付けが基本だった。年齢を重ねるにつれ数は減ったが、そのバランスは悩みどころ。
それらを上手にこなしているのは、やっぱりファッション業界人だろうということで、小物上手な業界人をパパラッチ。
合わせ方や選びのコツを解説してもらいながら、プロが選ぶ手抜きに見えない絶妙なサジ加減の小物3点セットをご紹介。
 

小物の主張は、控えめにしてます
「F/CE.」クリエイティブ・ディレクター
山根敏史さん Age43

シャツ/ブラックアンドブルー、パンツ、キャップ/ともにエフ シーイー、スニーカー/コンバース アディクト
1_「レイバン」のサングラス
2_「ゴローズ」のブレスレット
3_「スント」の腕時計
ミュージシャンとしての顔も持つ山根さん、「昔はこれがパンクスピリットだ!なんて考えて、アクセを重ね着けしていた」そう。しかし、30歳を過ぎた頃からその量は目に見えて減り、17歳のときに購入したゴローズのブレスだけが現役で活躍中。
そんな思い出深いアイテムを中心に、出張でも役立っているというスントのスマートウォッチと、マットな質感がお気に入りのサングラスで服のボリューム感とのバランスを取るのが近年の定番スタイルだ。
 

“盛らずに引き算”を心がけてます
「バンブーシュート」ディレクター
甲斐一彦さん Age44

Tシャツ/チャンピオン、ショーツ/ロックス×バンブーシュート、スニーカー/キーン
1_「バンブーシュート」のキャップ
2_「レイアダカイ」、「サンク×バンブーシュート」などのブレスレット
3_「ザックパック」のヒップバッグ
10代でネイティブアクセに傾倒した甲斐さん。数こそ減ったが、今もその腕にはお気に入りが。「これは通年着けてるけど、夏はそこに季節感のあるサンクのブレスを足します」。
キャップは、軍モノをヒントにしたデザイン。「ツバが長くて平らな形が好き。被ると若返る気がします(笑)」。必需品を収めたバッグは奇をてらわず腰元に。「基本的に夏はTシャツに短パンなので、小物のバランスには気を使い、少年っぽくならないように気をつけてます」。
 

落ち着いたデザインに惹かれますね
「ヘムト PR」ディレクター
平山洋次さん Age40

Tシャツ/ヴォート メイク ニュー クローズ、パンツ/ブフト、サンダル/ヨーク
1_「オリバーピープルズ」のサングラス
2_「トゥエンティ エイティ」のバッグ
3_「プリュイ」のバングルとリング
華奢なフレームのサングラス、小ぶりなバッグ、重ね着けが映えるバングルとリング。平山さんの小物チョイスは、あくまでクリーンだ。「今日みたいに落ち着いた色のゆったりした服ばかり着ることもあって、自然と小物もそれらと相性のいいものが多いですね」。
シンプルだが、その絶妙なサジ加減こそが小洒落た装いの秘訣。「家を出る前、姿見の前で小物の分量をチェックしています。気を抜くと、ただの手抜きに見えちゃいそうなので(笑)」。
 

大事なのは“遊び心と新鮮味”です
「TNP」プレス
山川明男さん Age37

Tシャツ、デニム/ともにノンネイティブ、Tシャツに掛けたサングラス/ホーボー×金子眼鏡、ブーツ/サンローラン
1_「ノンネイティブ×金子眼鏡」のサングラス
2_「ノンネイティブ×セイコー」の腕時計
3_「ノンネイティブ」のウエストバッグ
「年齢的なものなのか、アクセサリーの量は確実に減りました」と山川さん。とはいえ、少量でもしっかりとアクセントになっているのはアイテム自体に理由がありそうだ。
「どこか遊びがあるものを選ぶようにしています。感度の高い人たちのあいだではリバイバル中のウエストバッグや、軍モノっぽい時計とか」。腕時計を内向きに着けたり、ネック回りに足した2本目のサングラスなど、ひねりの効いたスタイリングも注目すべきポイントとなっている。


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