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平均点以下のオトーチャンの“傾向”は?

平均点以下のオトーチャンの“傾向”は?
一方、自己評価が平均点を下回ったオトーチャンたちの意見を見てみると、以下の“傾向”がうかがえる。
【傾向1:仕事を優先し過ぎた】
「まだまだ仕事と両立ができていない。週末だけパパになるので」(50点/42歳)
「仕事ばかりでほとんど父親の役割を果たしていないので」(30点/41歳)
「仕事ばかりであまり子供に構っていないから」(0点/41歳)
【傾向2:収入面での反省】
「もう少し、家のためにしっかりと稼げれば良かった」(50点/43歳)
「持病のため欠勤する期間もあり、一家の大黒柱としては及第点には至れていない。しかし、できる限り働き、家族のためにも尽くすことができたとも思えるのでやや赤点程度かと思いました」(40点/38歳)
【傾向3:父親の役割がわからない】
「父親として、どこか子育てを放棄したいという気持ちがあり、我に帰ると情けなく感じる」(30点/39歳)
「父親の役割がいまいちわからないから」(10点/42歳)
どうやら低成績をつけた男性は、「父親として担うべき役割が果たし切れていない」、もしくは「そもそも父親としての役割がわからない」と、悩んでいるケースが多いようだ。

下半期、父として成績UPを狙うには……

下半期、父として成績UPを狙うには……
好成績者のなかには、
「父親としてどうあるべきか探っている状況のなかで、子供の悩みを聞き、愛情を注ぎ、笑いの絶えない家庭をつくり、律し、教え、正すことを自分なりに頑張っていると思うから」(80点/39歳)
と点数が低い人同様、「父親としてあるべき姿」に悩みつつも、できることを精一杯することで、自己評価を高められた人もいる。
父親として担う役割や、理想の父親像は各家庭によって違ってくる。理想の父親像を見つけるためには、家族が何を求めているのか、自分は何ができるのかを、正しく判断することが第一歩。
山あり谷ありの長い人生。うまくいかないことも多々あるだろうが、徐々にできることを増やして自己評価を高めつつ、「オトーチャンとしての満点」を目指したいものだ。
文=フジアマネ



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