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現在時刻や天気など、さまざまな情報が画面表示されるのは予想以上に便利!

Amazon製のAIアシスタント「Alexa(アレクサ)」に対応しているので、当然のことではあるが、基本的な「できること」は、他のエコー シリーズやアレクサに対応した他社製のスマートスピーカーと変わらない。曲名やアーティスト名を話しかければ、該当する曲をかけてくれるし、現在地の天気や、(連携の設定を行っていれば)スマートフォンやPCで登録したスケジュールを教えてくれたりもする。
そのため、正直なところ「だったら、値段が安いエコードットでもいいんじゃない?」と、思っていたのだが……。実際に使ってみれば、モニター付きのほうが便利、と感じる場合が意外なほど多かった。
モニターが付いたことによる最大のメリットは、誰がなんといっても「時計」である。
モニター付きで何が変わる? 話題の「Echo Spot」を試してみた!
このように現在時刻を定期的に表示してくれるので、他のエコーシリーズのように、いちいち「今何時?」と聞かなくても、時間がすぐにわかる。部屋が暗くなると、自動的に時計のデザインが輝度を抑えた「ナイトモード」になるのも親切なところだ。個人的には、これだけでエコードットとの差額分の価値があると思ってしまった。
さらに、天気予報やスケジュール、最新のニュースなども、定期的にモニターに表示されるしくみになっている。
モニター付きで何が変わる? 話題の「Echo Spot」を試してみた!
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設定で非表示にできるとはいえ、個人的なスケジュールを家族に見られてしまうリスクがあるのは、いささか心配なところではあるが、それを差し引いても、基本的な情報が自然と「目にとまる」ようになっているのは、なかなか便利なものだ。

ニュースも動画で再生。音楽は、ジャケット写真や歌詞も表示される

もちろん、モニター付きのメリットは、これだけに留まらない。他のシリーズでは、当然ながら音声だけになる情報が、エコー スポットではビジュアル付きで提供されるのである。
モニター付きで何が変わる? 話題の「Echo Spot」を試してみた!
たとえば「今日のニュースを教えて」と尋ねれば、主要ニュースを映像付きで流してくれる。画面サイズは最近のスマートフォンくらいなので、テロップなどは近づかないと判読しにくいが、スマートスピーカーで映像が再生されるのは、結構新鮮な体験だ。ちなみに、マイクロソフトの検索エンジン「bing」の動画検索と連携しており、「犬の動画をみせて」などといえば、検索結果上位の動画を再生することもできる。
動画の再生以外でも、エコー スポットのモニターは、大いに活躍してくれる。「プーチン大統領って誰?」と尋ねれば、
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人物紹介の読み上げとともに、プーチン氏のプロフィール写真を表示してくれる。子供が百科事典のように利用するなら、検索結果にビジュアルが付加されるのは、理解の大きな助けとなるだろう。
スマートスピーカーのメイン機能とも言える、音楽再生もモニターがあることで、思いがけなく“リッチ”になっている。なんと再生した楽曲に併せて、カラオケのように歌詞が順番に表示されるのだ。
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もちろんアルバムジャケットやアーティストの画像も表示できるようになっている。特に日本語曲の場合は、歌詞表示に対応していないものも多いようだが、これは明らかにうれしい機能と言えるだろう。


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