「37.5歳に贈るハイパー・ガジェット」を最初から読むフィーバーも一段落し、徐々に定番の“家電”として認知されつつあるスマートスピーカーに、早くも「新世代」が登場した。
それが、Amazonのモニター付きスマートスピーカー「Echo Spot(エコースポット)」だ。2018年7月末に発売されたばかりのエコースポットを、しばらく試用した結果判明した「モニター付きの良さ」をレポートしよう。
基本機能は他のエコー シリーズと同等。モニター付きでプラス1万円の価値はどこに?
先行発売されていた海外では、すでに主流になっているという「モニター付き」のスマートスピーカー。日本では、このエコースポットが初上陸の製品となる。価格は1万4980円。
スマートスピーカーとしての性能がほぼ同等となる「Echo Dot(エコードット)」というエントリーモデルの価格は5980円なので、約1万円プラスでモニターが付いた、と考えれば良いかもしれない。
エコードットよりも、一回り大きい感じで直径は約10センチ。筐体は球形でおそらく内蔵スピーカーも構造が異なるためか、音質はエコードットを上回っている印象だ。とはいえ、円筒型の「Echo(エコー)」や「Echo Plus(エコープラス)」に比べれば、貧弱なのは否めない。
音質にこだわるならオーディオケーブルまたはBluetooth接続で、外部スピーカーから音を出るようにすると良いだろう。
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