ホリデーキャンプ場(栃木県)
こちらも那須高原にあるキャンプ場。オーナー自ら造園業を営んでおり、整備された草木は庭園さながら。無料の釣り堀もあるため、釣った魚を親子の晩メシにしてもいい。シャワーやドライヤーを完備したトイレ棟、突然の雨にも困らない屋根つきの炊事棟、買い出しに便利な周辺のスーパーなどの存在も、初心者には心強い。
「おすすめはキャンプ場にある綺麗な露天の岩風呂ですね。家族で湯に浸かるには最適の大きさで、なんと貸切もできる。近くに美味しいジェラート屋もあるから、火照った体にぴったりです」。
大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ(茨城県)
キャンプのみならず、アウトドアを総合的に楽しむなら「グリンヴィラ」を訪ねたい。大型アスレチックや多目的広場、奥久慈の森に囲まれたプール、ナイターも可能なテニスコートなどを備えている。
思い切り汗を流したら、温泉と森林浴を同時に楽しめる「森林の温泉」に。スタッフのサービスも抜群だから、子連れのオトーチャンも安心だ。
「ジェットコースター感覚の長い滑り台は、子供ならきっとはしゃぎます。時間の許す限りプールで遊んでから帰るのが、我が家の定番ですね」。
大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ住所:茨城県久慈郡大子町矢田15-1
電話番号:0295-79-0031
※電話またはサイトより要予約
www.greenvila.jp/ 赤城オートキャンプヒルズ(群馬県)
日本百名山に数えられる赤城山の麓、標高500mに位置するキャンプ場。広々として空気はウマいし、電源や水道などの設備も抜け目なく揃っている。山頂付近には1200年以上の歴史を誇る赤城神社、火山活動から作られたカルデラ湖・大沼(おの)といった観光地もあり、父と子で歴史のロマンに思いを馳せてみてもいい。
「親子キャンパーにとって、水道つきサイトがあるのはデカいです。小さい子供を連れていると、何度も水汲みに走るのは大変ですからね。場内にある川や釣り堀は、子供にとっては十分な遊び場。うちの子も岩の上を歩いたり、虫を観察したりと、自然との触れ合いに夢中になっていましたよ」。
透明な空気と美しい木々、川のせせらぎに包まれたキャンプ場。思い出の生まれるその場所で、親子はどんなストーリーを体験するのだろう。
佐藤宇紘=取材・文
澤田聖司=撮影
【取材協力】
コールマン ジャパン
www.coleman.co.jp/