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家族と過ごす時間は数倍に。食&住まいのDIYも満喫

「家族と過ごす時間が圧倒的に増えたのは、移住でいちばんうれしかったことですね。休日の過ごし方は徒歩圏内の浜辺で遊んだり、家族でドライブしたりがメイン。熱海の場合は、自動車で30分くらい移動すれば、沼津や伊東に出られますから、洋服や家具みたいな買い物にも困りません。伊豆半島を下っていけば、レジャー施設もたくさんあるし。娘も都心にいた頃は、インドア派だったんですが、今ではすっかりアウトドア派になっちゃって夏場は毎日、海や山で遊びまくってますよ」。

このように、移住生活を楽しんでいる中屋さんだが、実際に熱海への移住を主導したのは中屋夫人の香織さんだった。現在住んでいる邸宅を選んだのも、香織さんが望んでいた、野菜や果実づくりが楽しめる段々畑があることが、大きな決め手になったという。


「以前の所有者が、ミカンやレモンの木など、たくさんの野菜や果実を育てていて、それらを、そのまま受け継ぐことができたんです。もちろん、自分たちでもさまざまな野菜を植えて、採れたての味を楽しんでいます」(香織さん)。
老夫婦の住まいだったこともあり、壁紙やふすまなど、和風だったインテリアも、自分たちの手でリフォーム。地元で知り合った仲間たちと首都圏に住む友人知人の手伝いにより、床貼りやペンキ塗りはもちろん、現在はバイクのガレージもフルDIYで造作しているところなんだとか。



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