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遠距離通勤だからこそ実現できた“働き方改革”

現在は、勤務地となる銀座まで新幹線で通勤している中屋さん。片道2時間弱の通勤時間は、首都圏暮らしでも珍しくはないが、やはり東京から100km超という距離感は、人の意識を大きく変えるようだ。
「新幹線の時間があるから、物理的に残業ができなくなるんですよね。そもそも、時間で能力をカバーするタイプの働き方をしていたんですが、そこを改めないと家に帰れなくなるから」。

仕事を切り上げてでも帰りたいと思えるのは、今年で小学校2年生になった一人娘の存在も大きい。
「娘が起きているうちに帰ろうと思ったら、自然と東京を出る時間が決まりますから。残業できなくなったぶんは、朝早めに出勤することで、なんとか補っていますね」。
とはいえ、中屋さんの“働き方改革”は、社内では歓迎されているという。
「自分が帰りたいから、周囲にも『帰れ!帰れ!』って急かすじゃないですか(笑)。それで、みんなの働き方も自然と変わっていったんです。会社としても、もともと残業を奨励するような風土ではなかったですし」。


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