秘伝の風水と豊富な人生経験を駆使して人々の悩みを解決するDr.コパ。本連載は、オーシャンズ世代が抱く仕事やお金といったさまざまなジャンルの悩みを、Dr.コパが実践してきたとっておきの成功術で解決しようというもの。
金運が最高潮に達する9月を迎える前に、解決しておくべき問題とは？ 成功のひとつの目安である「50歳までに1億円を手に入れる」という目標を目指して、さぁ、“やってごらん”！
今年、最も金運が高まるのが9月。だが、その強力な金運を味方につけるためには、8月から準備をしておく必要がある。
これまで何度も“円は縁”という話をしてきたように、金運の元になるのはズバリ人間関係。人間関係を正常にしなければ金運を上げることはできないし、人間関係にゴタゴタがあるということは金運も下がっているということ。人の縁とお金の円というのは、常にバランスが保たれているものなんだ。
そして、9月に最大の金運パワーをもたらすのは中秋の名月なのだが、月の光というのは人間関係のゴタゴタを極端に嫌う。よって9月に金運を上げるためには、8月中に人間関係をスッキリさせておく必要があるのだが……8月というのは、人間関係のトラブルが非常に起こりやすい月でもあるんだ。
8月の暑さや湿気は、家にとっても大きなストレスとなり、そこに住む人間の不運や不幸を背負いきれなくなってしまう。すると、人間が背負うしかなくなって、これが喧嘩やトラブルにつながるんだね。
しかも、8月のトラブルは少々厄介。原因が根深いことが多く、ちょっとした言い争いから起こるというよりも、過去に遡る恨みや妬みであったり、下手をすると自分ではなく先祖の代に原因があったりもする。
おまけに地位や立場、財産といったプライドに関わる問題が多いから、身に覚えがなくても相手が根に持っていて……なんてことも大いにあり得る。つまり、自分では原因を探れないトラブルである可能性が高いんだ。
では、どうすればいいのか？ 8月にトラブルが起きたら、相手のせいにせず、まずは自分のせいだと思ってごらん。
言いがかりをつけられたとしても、相手にそうさせているのは自分。原因はよくわからないけど、自分や自分の先祖がきっかけを作ったのだろうと。そうして墓参りをして、先祖に何かご存じないかと問いかけてみるんだ。
もちろん答えてはくれないけれど、それぐらい軽い気持ちで大きく構えていると、ふっと解決の糸口が見つかったりするものだよ。昔から、問題は先祖と一緒に解決しろと言われているぐらいで、これは風水の極意でもあるんだ。
それから家の“鬼門ライン”を徹底的にキレイに掃除すること。鬼門ラインというのは家の東北（表鬼門）、中心、南西（裏鬼門）を結ぶ対角線のことで、神様の通り道といわれる重要な方位。このエリアを清浄にして整えることで、トラブルに負けない良い運気をどんどん取り込むことができるだろう。
また、トラブルを“白紙に戻す”という意味で、装いには白を積極的に取り入れるといいね。さらにラベンダーやブルー系を組み合わせれば完璧だ。食べるなら肉類。8月の肉料理にはトラブルから身を守る防御の力があるから、とにかくたくさん食べるといい。
これらを実践しておけば、トラブルの予防にもつながる。さあ、人間関係のゴタゴタは8月中にスッキリさせて、9月にグイグイ金運を上げていこうじゃないか。ぜひ、やってごらん！
Dr.コパ
日本の伝統建築・風習などに基づく開運法や風水開運理論の第一人者。ほかにも建築家、神主、愛知工業大学の客員教授、実業家といった多彩な顔を持つ。また馬主としても有名で、昨年はコパノリッキーが引退レースで勝利し、歴代最多となるG1レース11勝をマークする快挙を達成。今年2月には期待の新馬、コパノキッキングがデビュー戦で8馬身差の圧勝を飾り、注目を集めた。
Dr.コパ＝題字 藤本晃司＝イラスト 嶋田裕子＝取材・文・編集
