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スキルに合わせたプログラミングモードで自動操縦も!

このように、ボール型ラジコンとしてだけでも、かなり満足度が高いスフィロ ミニだが、知育トイとしての真価は、別の専用アプリ(Sphero Edu)を使い、ボールの自動操縦を可能にするプログラム機能にある。
プログラムモードは、全部で3種用意されている。いちばん簡単なのが、画面に引いた線の通りにボールが動く「ドロー」モードだ。

「スタート」ボタンをタップすれば、線に合わせてボールが動き出す。

指示できる範囲が思った以上に広いため、画面いっぱいに線を引くと、かなり広範囲に動き回る点には注意が必要だが、事前に決めた動きを実行してくれるという、プログラミングならではの快感は、「ドロー」モードでも十分味わうことができる。これなら、小さな子供でも、すぐに“プログラム”できるだろう。
「ドロー」モードでプログラミングの楽しさを知ったら、次は命令が収められたブロックを並べてプログラミングする「ブロック」モードに挑戦してみよう。


「ディレイ(次の動きまで時間を置く)」「ループ(間に挟んだ命令を繰り返す)」など、命令が横文字なので少し高度な印象を受けるかもしれないが、ブロックの働きをひとつずつ試していけば、そんなに時間をかけず理解できる(と思う)。
プログラムを共有する機能もあり、たとえば他の人が作成したサンプルプログラムを動かしながら、しくみを理解できるようにもなっている。
投稿された「ボーリング」という動きを再現する操作。海外の男の子ふたりが制作したようだ。海の向こうの動きを再現とは、未来っぽい!
自分でプログラムをせずとも、共有されたプログラムで遊んでみるだけでも、十分楽しめるはずだ。


3/3

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