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2018.07.29

あそぶ

できたての料理と冷えたドリンク。キャンプをギア選びでウマくする!


O父CHANSとレジャー【キャンプ編】 Vol.6
親子で野外レジャーを楽しむなら、キャンプがいい。ゼロから一緒にテントを建て、メシを作り、焚き火の熱をゆったりと浴びる。子供はオヤジの技を盗み、自然との触れ合いを経験する。今回は、うまいメシ作りには欠かせない、“キッチン”のギア選び。
「O父CHANSとレジャー【キャンプ編】」をはじめから読む
キャンプのメインイベントのひとつと言えば、待ちに待ったメシの時間。大自然に囲まれながら、家族で輪になってつつくアウトドア料理は最高だ。そこで確保したいのが、調理用のバーナーやクーラーボックスを並べた“キッチン”スペースだ。
 

親子使いなら、グッドチョイスは「ツーバーナー」

「初めてキャンプに行く人は、食事と聞くと炭火を使ったバーベキューを思い浮かべるかもしれません。でも、食事のたびに炭火を起こすのは大変だし、キャンプ料理のバリエーションはもっと多彩。サッとおつまみをつくったり、趣向を凝らしてパエリアに挑戦したり、湯を沸かしてコーヒーブレイクと洒落込んでもいい。だからこそ、鍋やヤカン、フライパンなどを火にかけられるバーナーは必須なんです」。

そう教えてくれたのは、アウトドアブランド・Coleman(コールマン)に勤める山中隆司さん。とはいえ、ひとくちにバーナーといっても種類はさまざま。例えば、コンロの数に応じて、一口なら「シングルバーナー」、二口なら「ツーバーナー」に大別される。
「親子で使うなら、ふたつの調理器具を同時に加熱できるツーバーナーを。コンロ不足にも陥りにくいし、子供も料理スキルをしっかりと身につけられます」。
山中さんは、子供たちに「マイバーナー」を与えている。もちろん安全には注意するが、簡単な料理ならすっかりお手のもの。
さらにバーナーは、燃料の種類によってガス、ガソリンの2タイプに分けられる。使いやすさならガスバーナー、火力ならガソリンバーナーに軍配が上がるが、どちらを選べばいいのだろう。
「エントリー層の親子におすすめなのはガスバーナー。バルブを開けて点火するだけだから、家庭用コンロと同じように扱えます。ガソリンバーナーはハイパワーだけど、ガソリンが入ったタンクに空気を注入する“ポンピング”が必要で、初めてだと手間に感じるかもしれません」。
ただし、初心者でもガソリンバーナーを選択するべきケースはある。
「その“ひと手間”を醍醐味だと思えるなら、迷わずガソリンバーナーを。よりキャンプらしさを楽しめるし、ギアに愛着も湧いてきます。また、ゆくゆくはダッチオーブンや鉄板を使って料理したい場合、ガスバーナーを選ぶのはNG。鉄製の器具による輻射熱で、ガス缶が破裂する危険性もあります」。
413Hパワーハウスツーバーナーストーブ」2万5800円/コールマン(コールマン ジャパン
ひときわ目を引くガソリンバーナーは、「413Hパワーハウスツーバーナー」。ハイパワーかつ経済的なホワイトガソリン式で、寒い日でも火力はバッチリ。どこかレトロなダークグリーンに、紅一点の燃料タンクがよく映える。


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