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寝心地にはトコトンこだわれ。子供をグズらせない寝袋選び

キャンプの醍醐味のひとつは、自然を感じながら迎える朝。すっきり目覚められれば、起き抜けの体に受ける風の心地よさも倍増だ。だからこそ譲れないのが、寝覚めを左右する寝袋選び。特に保温性は大切で、寝袋は商品ごとに15度、10度、5度、0度という適正温度を設定している。
「通年使えるのは5度帯の寝袋ですね。たとえ真夏でも、夕方や夜になると山の気温は一気に下がります。5度帯なら寒さにも強いし、暑い日には敷布団のよう広げてタオルケットを羽織ってもいい。汎用性は抜群ですよ」。

寝心地にもこだわりたい。最近では“ザ・寝袋”というツルッとした素材のみならず、フリースやコットンに近い肌触りの素材を使ったタイプもあるという。寝袋の下には、ふかふかの寝心地を実現するエアーベッドを敷いてもいい。
「おすすめは、ダブルサイズの寝袋を並べて親子一緒に雑魚寝するスタイル。手足を思いきり伸ばせるし、どれだけ寝返りを打ってもいい。自宅と近い環境にすることで、子供もグズらず、ぐっすりと眠れるようになります」。
ファミリー2in1/C5」9980円/コールマン ジャパン http://www.coleman.co.jp/
コールマンからは「ファミリー2in1/C5」をセレクト。これひとつで父、母、子供がみんな一緒に暖かく眠ることができる。上下の分割も可能だ。寝袋というと、ミノムシのように首まで包まれる「マミー型」をイメージしがちだが、近年は布団のように使える「封筒型」も主流になっている。
エクストラデュラブルエアーベッド(ダブル)」7980円/コールマン ジャパン www.coleman.co.jp/
エアーベッドには「エクストラデュラブルエアーベッド(ダブル)」を。驚異の20cmもの厚みが、地面の凹凸を吸収して安眠をもたらす。
気持ちよく眠る子供の姿を、少し弱めた灯りの下で覗き見る。そんな“寝室”で過ごす夜は、父としての幸せをひそかに噛み締めさせてくれるだろう。
 
佐藤宇紘=取材・文
澤田聖司=撮影
[取材協力]
コールマン ジャパン
www.coleman.co.jp/


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