O父CHANSとレジャー【キャンプ編】 Vol.3
親子で野外レジャーを楽しむなら、キャンプがいい。ゼロから一緒にテントを建て、メシを作り、焚き火の熱をゆったりと浴びる。子供はオヤジの技を盗み、自然との触れ合いを経験する。今回レクチャーしてもらうのは、親子のコンビネーションの見せどころ、テント設営。
「O父CHANSとレジャー【キャンプ編】」をはじめから読む待ちに待ったキャンプデビュー、一抹の不安として残るのがテントの設営だ。
父として、組み立てられずにモタつく姿は見せられない。しっかりと手順を頭に叩き込み、子供をリードしたいところ。
しかし、やはり未経験の身としては、テントの構造は難しそうに見えてしまう。アウトドアブランド・コールマンに務める山中隆司さんと娘の結菜ちゃんに、テントの組み立て方をレクチャーしてもらった。
父と娘の巧みな連携。親子で建てる「第二の家」
「初めての設営でも、あまり身構える必要はないですよ。キャンプでは、テントを建てるのも“親子の遊び”ですからね」(隆司さん、以下同)。
そう言って、慣れた手つきでテントを広げる隆司さん。これから親子の連携プレーで、実際の設営を見せてくれるという。
なお、多少の違いはあるにせよ、教えてもらうのは現在のテントで共通する手順。ここで基本をおさえておけば、苦なく進められるはずだ。
テント設営の大まかなステップは3つ。
Step1:居住空間である「インナーテント」を建てるStep2:「フライシート」を被せるStep3:ペグを打ち込み、テントを地面に固定するこれだけだと考えれば、まったく迷うことはない。さて、それぞれのステップに応じてご紹介していこう。
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