特集
OCEANS Fashion X Talk
ちなみに著者は山岳部出身でアウトドアライターとしても執筆している。その視点から見ても、お洒落キャンプの隆盛は著しい。
アウトドアでの UL ブームから逆風が吹き、昨今のキャンプではフリマのごとく物量が増加。カートやラジオフライヤーの存在感が増している状況だ。そう、カーゴバイクはまさにその部分を担える存在なのだ。
しかもただ運ぶカートとは違い、「乗って運べる」強者。カーゴバイクこそ“キャンプチャリ”というポジションを確立する可能性を秘めている。
オーシャンズ読者の中にはサーファーも多いはずだ。クルマでポイントに入ったものの隣の海が良い感じ。移動する脇を、すいーとローカルサーファーが軽やかにチャリ移動していくのを見送ったことも少なくないだろう。
湘南生まれ湘南育ち、カーゴバイク移動派の著者だからこそその悔しさも逆に思い至るもの。
しかし最近では、ヒッチキャリア等、自転車をクルマにマウントするグッズが手軽に手に入れやすくなっている。そこでもしカーゴバイクさえあれば、キャリアで積んでいくことで、現地でローカルに負けない機動力をゲット!できるかもしれない。
オーシャンズ世代は多重の責任がのしかかるお年頃。そんな日々には、ときどき旅に出たくなるもの。もちろんポジティブな旅。明日へより力強く進むための充電の旅だ。
カーゴバイクにキャンプ道具一式を積め込んで出かければ、ハンパない非日常が味わえるに違いない。
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