美味しいものがたくさんあるオアフ島で、ハイライトとなるメニューが、実はブレックファストに多いと話すハワイツウは多い。そこで、オアフ島在住経験もあり、現在も年に数カ月は現地に滞在しているセミ・ローカルのブランドディレクター、栗田裕一さんと一緒にオアフ ブレックファスト・ガイドを作ってみた。
ハワイといえばやっぱりこれ! 王道、ダイナミック、ボリューミーなスイーツを食べずして、ハワイを100%楽しんだとは言えないのでは?
インスタ映えは確実! 王道パンケーキ
美味しくてお洒落なレストランが増えるホノルルエリアで、美食家のロコたちが足を運ぶ朝食スポットといえばここ。
パンケーキやエッグベネディクトなどアメリカン・クラシックな朝食メニューに捻りを利かせたラインナップは、丁寧な味わい。どのメニューもうまいのでハズれがない。
栗田さんのお気に入りは、甘すぎないミルクシロップをたっぷりかけていただく、ふわふわのパンケーキにフルーツとコーンフレークがのった「ミルク&シリアルパンケーキ」($11)。
フルーティな「ストロベリー・フィールド・サラダ」($14)。
ボリュームたっぷりな「B.L.T.ベニー」($15)。
スクラッチ キッチン&ミータリー(Scratch Kitchen & Meatery)住所:1170 Auahi St., Honolulu営業:9:30〜15:00、17:00〜21:00(土・日曜は7:30から) 日曜ディナー定休www.scratch-hawaii.com 火照った身体を冷やすソフトクリーム
ダイヤモンドヘッドの麓、注目度の高い店舗が軒を連ねるモンサラット通りにある、生粋のロコボーイ4人で始めた冷たいスイーツを扱うトラック。
砂糖を使用せず、地元で採れたアップルバナナのみを使った冷たいソフトクリームをパパイヤにトッピングした「ザ・アマゾン」($10)。
スーパーフルーツとして知られるアサイーやケール&スピルリナを使ったグリーンフレーバーなど、海上がりに食べたくなる、ヘルシーなひんやりデザートがラインナップしている。
いちごやココナッツフレークなど好みのトッピングをオーダー。
イートインスペースでまったりスイーツタイム。
バナン(Banan)住所:3212 Monsarrat Ave., Honolulu営業:9:00〜18:00 無休www.bananbowls.com 遅めの朝食にミックスベリークレープ
朝食はもちろん、ランチもディナーも要予約の人気イタリアン・レストラン。ワイキキ中心部の好立地でオープンテラス席もあり、ワイキキ独特のリラックスな空気感が心地良い。
栗田さんも家族や友人と遅めの朝食で訪れるお気に入り店のひとつ。
おすすめは、甘い系と食事系が揃ったクレープメニュー。甘すぎない「ミックスベリークレープ」($12.95)や、ボリュームたっぷりの3種のハムのイタリアンサンド、フルーツを使ったミニアサイーカップも◎。
ディナータイムにはテラス席もおすすめ。
記念日のお祝いなど、ドレスアップな一席もOKな店内。
アランチーノ・ディ・マーレ(Arancino di Mare)住所:2552 Kalakaua Ave., Honolulu営業:7:00〜14:30、17:00〜22:30 無休www.arancino.com くりたゆういち●ハワイ・オアフ島、カリフォルニアでの在住経験を活かし、街と海が近く感じられるファッションブランド「ピッグ&ルースター」を2013年にスタート。プライベートでの趣味は、サーフィンと筋トレとグルメ。オアフのみならず東京でも常に美味しいものを探求をしている41歳、2児の父親。
宮澤 拓=写真 Maiko H. Izon、栗田裕一=取材・文
※紹介したショップ情報や値段は「オーシャンズ」2018年8月号掲載時のものです。