インナーとワンツーでエフォートレスにキマるカジュアルセットアップ。
そのテイストに合わせて、インナー選びを少し気遣えば、さらなる飛躍が見込める。コーデは楽なのに、上下揃いのシャキッとした印象が醸せるんだから、まだの人はお早めに。
セットアップで楽しむフォーマル&Tの合わせ
ショールカラー1Bジャケットに側章入りのパンツがタキシードを思わせる、注目ブランドのセットアップ。「(HOTEL)」とさりげないロゴTをインした、フォーマルスタイルではできない遊び心が、セットアップでなら楽しめるのだ。
馴染みのチノ上下をクラシカルスタイルで調理
汎用性が高いチノカラーの上下。バンドカラーシャツを合わせると、一気に20世紀初頭のクラシカルムードに。でも、古臭く見えないのは、小さめラペルのジャケットと短丈のテーパードパンツゆえ。
シアサッカーの爽やかさに馴染むスウェットパーカ
ストレッチが効いたストライプ柄のシアサッカーセットアップに、トレンド感あるペールカラーのスウェットパーカを。このスポーティ感がいいのだ。
2010年代的なデフォルメで魅せるネオ・トラッド
グレンチェックのリネンを、ボクシーな2Bジャケット&強くテーパードしたワンタックパンツに仕立てたネオ・アメトラ服。オックスフォードのストライプシャツでソフトに強調。
ジャケット、パンツ使い。
単品でもカジュアルに使いやすいのはこんなセットアップ!
単品使いしたとき無理なくカジュアルに着られるか、がセットアップの選びのポイント。芯地のない一枚仕立て&パッチポケット、そしてクリースなしのパンツ。このワークウェア感こそ、単品使いできる優等生だ。
ジャケット単品使い
芯地のないリラックス感のある着心地と、ワークウェア由来のカジュアルなディテールが肝。
パンツ単品使い
クリースなしだから、ワークパンツのようにはける。
もちろん上下使いしても、ワンツーコーディネイトで簡単にキマる!
エンジニアド ガーメンツの「ベッドフォード」は、上記を満たすヒット作。考えなしに、ポロシャツをインするだけでキマる便利なヤツだ。
畑中清孝(UM)=写真 星 光彦=スタイリング 向後信行(JANEiRO)=ヘアメイク