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2018.04.23

時計

「これ、何色!?」ちょっとほかでは見れない絶妙カラーの腕時計5選

2018年1月にジュネーブで開催されたSIHH(国際高級時計見本市)。そこで発表された新作の数々から、今シーズンの傾向や注目すべきポイントが見えてきた。
オーシャンズでは、気になったキーワードをもとにオススメの一本を7回にわたって紹介。
今回は、何ともいえない、妙趣な色がひと際目を引く、繊細な仕上げが美しい腕時計を。
 

街でも映えるニュアンスカラーを纏った大人のダイバーズ

AUDEMARS PIGUET
オーデマ ピゲ/ロイヤル オーク オフショア・ダイバー

SSケース、42mm幅、自動巻き。210万円[予価]/オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000
300m防水に加え、回転ベゼルを文字盤外周に内蔵。デザインコンセプトを崩すことなく本格的なダイビング性能を備えた。ダイバーズにおいては硬派なブラックや派手なビビッドカラーが大半を占めるが、こんな繊細なベージュは街でもエレガンスを損なわず、ファッションとの親和性も高い。
 

波の色を思わせる新色ブルーラグーンがミニマルな顔を彩る

H.MOSER & CIE.
H.モーザー/ベンチャー コンセプト ブルーラグーン

K18WGケース、39mm径、手巻き。265万円/イースト・ジャパン 03-3833-9602
価値や品質をブランドロゴに頼ることなく、さらにはインデックスさえも省くことで、文字盤本来の美しさで勝負する。伝統技法のフュメで仕上げられたダイヤルカラーはブルーラグーン。美しいグラデーションは変化する波の色を思わせる。世界限定20本。
 

酸化銅の結晶をちりばめたネイビーブルーの文字盤は美しい夜空さながら

A.LANGE & SÖHNE
A.ランゲ & ゾーネ/サクソニア・フラッハ

K18WGケース、39mm径、手巻き。236万円[予価]/A.ランゲ&ゾーネ 03-4461-8080
シンプルな文字盤を人工石のゴールドストーン(紫金石)で覆う。製造の起源は17世紀のヴェネツィアに遡り、深いネイビーブルーを背景に、酸化銅の結晶が夜空の星を連想させる。無限の宇宙を描くドレスウォッチだ。6月以降発売予定。
 

定番人気のオリーブが先進のデザインをよりシックに映し出す

HUBLOT
ウブロ/クラシック・フュージョン チタニウム グリーン

チタンケース、42mm径、自動巻き。77万円/ウブロ 03-3263-9566
ミリタリーテイストを漂わせるオリーブは、ファッションでも定番の人気カラー。当然、時計とも相性がいい。なかでもサンレイのサテン仕上げは、シンプルな3針の文字盤にも華やかさを添える。ストラップを同色にすることで、コンテンポラリーデザインをよりシックに演出した点もポイント。
 

腕に着けた瞬間からともに歳を重ねる、そんな楽しみが広がる

ZENITH
ゼニス/パイロット クロノメトロ TIPO CP-2 フライバック

ブロンズケース、43mm径、自動巻き。91万円/ゼニス 03-5524-6420
1960年代にイタリア軍に納入され、当時の納入業者の名前から“カイレリ”の愛称で親しまれる人気ミリタリーウォッチのデザインを復刻した。フライバックの新装備に加え、ブロンズケースに合わせた文字盤カラーとオイリーヌバックのストラップにエイジングの楽しみが増していく。
 
形やデザインはいたってシンプル。だけど思わず二度見してしまうカラーを施した腕時計は、新鮮でありとにかく美しい。その繊細な色使いにも、ブランド独自の“カラー”が出るものだ。


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