残業で帰宅が遅くなることもあるし、お出かけで妻と子供がいない休日だってある。ひとりで適当にゴハンを済ませるときって結構あるでしょ? そんなときにピッタリなメニューがこの“混ぜ麺”。忙しい大人たちにおすすめなんだ。
「ミウラメシ」を最初から読む三浦さんがサラッとご飯を済ませたいときによく作るもの。それが、うどんに、卵、ネギ、揚げ玉、かつお節なんかを入れ、麺つゆをかけてガーッとかき込む通称“混ぜ麺”。至極シンプルなメニューだが、コレがまたウマい!
今回紹介するのはその超豪華版。最大のポイントは、仕上げにかける特製ソースだ。以前紹介したインドネシアのサンバルソースをアレンジしたもので、ピリッと刺激的で旨みたっぷりな味わいは、そのままドレッシングにも応用できる。
そして、肝心の麺にはビーフンを採用。お湯で戻すだけのビーフンはあまり馴染みがないかもしれないが、サッパリして食べやすく、具材やソースともよく絡む。男らしく思いっきりぐちゃぐちゃに混ぜながら、さあどうぞ!
【今回のメニュー】
ウマ辛! 混ぜビーフン
【材料(2人分)】
ビーフン 150g
エビ(ブラックタイガーなど) 6尾
アスパラガス 6本
タケノコ(水煮) 100g
豆苗 適量
カシューナッツ 大さじ2
桜エビ 大さじ1 / 2
ライム 1個
卵 2個
ニンニクのみじん切り 1かけ分
オリーブオイル 大さじ2
赤唐辛子 1本
塩 少々
コショウ 少々
酒 大さじ1
かつお節 適量
◆A/合わせ調味料
酒 大さじ1
麺つゆ(3倍濃縮) 小さじ1
ナンプラー 大さじ1
砂糖 大さじ1 / 2
◆B/ソース
エシャレット 8本
ニンニク 1かけ
赤唐辛子 3〜4本
桜エビ 小さじ1 / 2
ライム汁 1個分
ナンプラー 大さじ2
砂糖 大さじ1
オイスターソース 小さじ1
オリーブオイル 大さじ2
水 大さじ2
【作り方】
◆1
エビの殻を剥いて背ワタを取り、水で洗う。キッチンペーパーで水気を拭き取り、塩、コショウ、酒をふる。
◆2
アスパラガスを5cmの長さに切り、タケノコを5㎝の長さの短冊切りにする。
◆3
ソース(B)を作る。エシャレット、ニンニク、赤唐辛子、桜エビをみじん切りにし、Bの残りの材料と混ぜ合わせる。
◆4
フライパンにオリーブオイル(適量 ※分量外)を引き、卵を割り入れて弱火で目玉焼きを作る。
◆5
ビーフンを熱湯に入れて戻し、ザルにあげて水気をきっておく。
◆6
フライパンにオリーブオイルを引き、みじん切りにしたニンニク、ちぎった赤唐辛子を入れて火にかける。香りが立ってきたら、1のエビと2のアスパラガス→2のタケノコ→カシューナッツ→桜エビの順に入れて中火で炒め、Aを加えて味を調える。
◆7
器に5のビーフンを盛り、6の炒めた具材、4の目玉焼き、豆苗をトッピングし、3のソースをかけてかつお節をふりかける。仕上げにライムをたっぷり絞り、オリーブオイルをひと回し(分量外)して完成。
ひとりで気兼ねなくってのもいいけれど、休日の昼にサッと作って家族に振る舞えば歓声が上がること必至。簡単なのに奥深い味わいがクセになる、こだわりの混ぜ麺なのであります。これならきっと「作ってみようかな」って気になるでしょ?
[三浦理志 プロフィール]
オーシャンズモデル。愛称はマーシー。仕事のかたわら“サーフ&ノーフ”の生活を実践中。隙間を見つけては波乗りを楽しみ、数年前からは、通称「三浦農園」で収穫した野菜を使ってキッチンで腕を振るっている。
渡辺修身=写真 中里真理子=スタイリング