ぼくらは着なくたってデニムが好きだ。だからここでは、服ではないデニム。デニムの生地を使った最高のシューズ&バッグを紹介する。
唯一無二の生地感と、濃淡で無限に広がるブルーのカラーパレットで作られたアイテムは、ライフスタイルで最高の相棒になってくれるのだ。
今回紹介するのは、「履く」デニムと「持つ」デニム。
>デニムと一緒に暮らしたい! インテリア編はこちら>デニムを被りたい! キャップ&ハット編
デニムを履きたい! デニムシューズ編
「エルメス」のローファー(写真右)
濃淡のついたデニム生地を自在にパッチワーク、履き口とヒールカウンターにはスエードをコンビ使い。遊びの素材に遊びの意匠を施してなお薫るエレガンスは、エルメスの神髄だ。
「トッズ」のデッキシューズ(写真左)
象徴的なラバーペブルヒールの1足を、デニムアッパーや、ステンシル調ロゴやエスパドリーユ風ディテールで新鮮に。ひと夏をともにしたあとに見せる姿は、さぞ逞しいに違いない。
デニムに入れたい! デニムバッグ編
「ディーゼル」のバックパック
アイキャッチなリップ&リペア加工は、ブランドの得意技。レザーのパネル使いやメタルスタッズにより、骨太感も抜群だ。
「エイチ.ユニット ストア レーベル」のショルダーバッグ
10.5オンスの薄いデニム生地を使用し、ライトな仕上がり。明るい色みと船型のデザインがコーディネイトのアクセントに。
「オアスロウ」×「ビームス」のトートバッグ
今季は「旅」をテーマに、トートとショルダーの2種類のハンドルを備え、使いやすさを向上。ユーズド加工で優しい風合いに。
「ビッグジョン」のボクサーバッグ
ハンドルが、船をもやうロープのような海感漂うプールバッグ型のデザイン。ピスポケット仕様の外ポケにデニムの老舗らしい遊び心がにじむ。
「ドワーフ」のサーフボードケース
デザイナーの吉川千春さんが手掛けるドワーフ。ユーズドデニムと米陸軍に支給されるダッフルバッグを使用した一品。
「マッキントッシュ エディット.」のヘルメットバッグ
ポーターとのコラボによるDSMG限定版は、大好物のデニム生地に! マチなしだが大容量なのもうれしい。
「オールド パーク」のレジバッグ
解体したヴィンテージデニムを、いわゆるレジ袋のデザインに再構築したという、クセもの。一点ごとに味わいが違うのも面白い。
「ジースター ロゥ」のショルダーポーチ
使うほどに味の出るリジッドデニムシェル。主室のほかに外ポケットを2つ装備。小さいながらも収納力はバッチリだ。
蜂谷晢実=写真 伊藤良輔=スタイリング