酔っ払ってカラオケに行くと、つい歌いたくなる懐かしのあのメロディ。若かった頃の感覚をまだ忘れてないぜ! って自分を奮い立たせたりなんかして。
でも、ここで紹介したいのは、違う懐メロ。今、街では’90年代テイストが増殖中。しかもそいつら、妙に今っぽくて格好いい。つまり僕らは今、懐かしい服にメロメロなんだ。
「N.ハリウッド」のパーカ
昔から古着屋でお馴染みのボディブランドのロゴを、そのままデザインに使った変わり種。このロゴもついに日の目を見られたかと感慨深い。
「ステューシー」のパーカ、カットソー
リバースウィーブのボディにカレッジ風のロゴを纏うフーディ、そして双頭龍のカットソー。どちらもブランド黎明期を彷彿させるデザイン。ストリートへの“入り口”って、まさにこんな感じだったな〜。
「マジェスティック」のブルゾン
ヒップホップでもミクスチャーでも、一度でも西海岸のカルチャーに傾倒しかけたことのある人ならこのロゴを避けては通れなかったはず。潔いブラックボディ、今なおイケてる。
「フィラ ヘリテージ」のブルゾン
昨今のレトロ回帰の気分にぴったりハマる、スポーティなカラーブロックと切り替え。そしてロゴ使い。ただ、機能面は格段に進化。軽やかなボディは撥水性があり、メッシュライニングで着心地も快適。ドロップショルダーのたっぷりとしたフィッティングもナウいぜ。
「トニー タイズサン」のパーカ
あまりに鮮烈だったから、かつてはどこか気恥ずかしかったタイダイとも、今や正面切って向き合えるから不思議。このパーカはブルーの色合いがクールで、ワードローブに取り入れやすいはず。
「チャンピオン × ビューティ&ユース」のパーカ
ボディと配色の異なるフードや大きめのロゴなど、その古臭さが逆に新鮮。ルーズシルエット&肉厚な生地は、体型カバーにもひと役買う。
「ギャップ」のスウェット
かつて使われていた旧ロゴをフロントに大胆にレイアウト。大きめのサイズを選んでゆったり着れば、それだけで旬なスタイリングに近づく。
「ボルコム」のTシャツ
陽射しがよく似合いそうな、原色ボディとナツいプリント。ボディには洗いがかかっていて、プリントはかすれたような質感。久しぶりにSK8、再開しようかな。