明治期から港町として栄え、国際色が豊かな街・神戸。世界のトレンドをいち早く取り入れ、ファッション的にもカルチャー的にも、ひときわ洗練された都市のひとつだ。
ということで、あたりを見回せば……いるいる、ハイカラさんがたくさん! なかでも目を引いたのは“柄”の使い方。一見、難しそうなアイテムをスマートに魅せる、神戸の“文明開化”なオッサンたちの着こなしを紹介しよう。
こなしのすべてに新鮮さがあるのはなぜ?陣内勇人さん(36歳)
メンズのハイウエストパンツは、なかなかの強者だがチャレンジしたいアイテムのひとつだ。
ラフなネックラインがヌケ感を生む。潮海達矢さん(38歳)
大人のペイズリー柄はこのストールを手本に。垣内 晃さん(48歳)
紺のライダーズで、個性を出した着こなしへ。植村光太郎さん(32歳)
モノトーンコーデが華やぐ個性派ストール。福岡達哉さん(38歳)
チェックコートはブラウンで大人っぽく。熊本大地さん(36歳)
縦のラインを意識したスマートコーデ。小西健太さん(35歳)
柄で主張するぶん、ほかのところはやりすぎない。全体のシルエットや、柄が見える分量にも気を遣う。つい無地を選んでしまう“安定志向”からの脱却は、そんな押し引きをマスターするところからなのだろう。ワンランク上の洒落者を目指すなら、ぜひ挑戦を。