特集
OCEANS Fashion X Talk
2018.02.06
かぞく
夫「ねえ、少しだけ俺の話を聞いてくれないかな」質問がくどく感じたかもしれないが、小さなお願いでオッケーと言わせ、次のお願いもオッケーと言わせやすくするワザである。これで小遣い交渉の「門前払い」を防ぐのだ。
妻「いいよ」
夫「もう少し夫婦だけの時間も増やしたいな。お互いの時間も尊重しながら」
妻「そうだね」
夫「たまには2人でお出かけもいいね」
妻「いいね」
夫「3カ月に1回くらいはお互いの趣味の時間を持てたらうれしいな〜」
妻「うーん、いいかもね」
夫「お小遣いの相談をしてもいい?」
妻「うーん、どうしたの?」
夫「お小遣いなんだけど、今より5万円上げてくれないかな?」このように、「上げてほしい金額より高めの金額」を提示し、いったんNGを出させた後、「本当に上げてほしい金額」を告げる。これならば首を縦に振ってもらう確率も上がる。
妻「無理でしょ」
夫「じゃあ2万円なら?」
妻「うーん……」
夫「最近、リーズナブルなお店って増えたよね」この3つのテクニックを使えば、たとえ小遣いUPに失敗しても、「要検討」ということで望みを残せる……かもしれない。少なくとも失敗して妻に小言を言われることはないはず。ぜひ試してみてほしい。
妻「うん」
夫「でも、油断すると結構な金額になっちゃうことってない?」
妻「ははは、うん、あるある」
夫「こないだは部下の分も払ったら結構いっちゃってさ。注意が必要だよね」
妻「うん」
夫「ところで、君は家計のやりくりをしてるし、家事や子供のことも頑張ってて苦労も多いって思うんだ」
妻「うん」
夫「結婚してしばらく経つけど、僕ら夫婦、けっこう頑張ってきたね」
妻「うん」
夫「だからもう少しお互いにご褒美を増やしてもいいと思うんだ」
妻「そうだね」
夫「君も好きなものを買っていいからさ、少し自由に使えるお金を増やしてもらえないかな?」
妻「……うん、いいよ」
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