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スケジュール帳の連携は本当に驚愕! 書いた予定がカレンダーアプリに反映される!!
「ネオ スマートペン N2」の凄さは、もちろんこれだけではない。なんと、メモを取るページや、メモ帳の種類を自動的に認識し、ちゃんと仕分けまでしてくれるのだから、驚くしかないですよ。「あっけにとられる」とは、まさにこのこと!
特に驚愕するのが、専用のスケジュール帳「N プランナー(最新版は2018)」(実売価格:約2000円)を使った場合。グーグルカレンダーやアウトルックのようなスケジュール管理アプリと連携すれば、スケジュール帳に「20:00 会食」などと予定を手書きするだけで、自動的にスケジュールがデジタル上にも登録されてしまうのである。

グループワークなどの都合上、紙のスケジュール帳とスケジュール管理アプリを併用していると、最終的にスケジュール管理アプリのカレンダーをプリントアウトして、そこに予定を追記していくなんて、本末転倒な使い方をしてしまいがち。
しかし「ネオ スマートペン N2」と「N プランナー」の組み合わせなら、そんなカッコ悪さも解消だ。アナログとデジタルの併用で起こりがちな、スケジュールのバッティングも回避できるだろう。
ちなみに、ここまでに紹介した「ネオ スマートペン N2」の性能は、どのメモ帳やスケジュール帳でも発揮されるわけではなく、専用のメモ帳やスケジュール帳を使う必要がある点には注意が必要となる。

どうやら専用ノートには微細なコードが印刷されており、「ネオ スマートペン N2」はコードを読み取ることでノートの種類やページの位置を判定しているようだ。
普段使い慣れたメモ帳やスケジュール帳がある人には、ちょっと残念な話かもしれないが、上記の写真のように専用のスケジュール帳やノートのデザインは、オッサンの使用にも耐えうる高級感とデザイン性を兼ね備えており、紙の質も上等で書きやすい感じ。
「ネオ スマートペン N2」も、若干持ち重りがする印象を受ける(本体重量はペンキャップを除いて22グラム)ものの、ペン先の滑り具合は良好で、ボールペンが苦手な筆者でも書きやすいと感じた。
悪筆自慢にもオススメ! これまでの手帳から乗り換える価値は十二分にアリ
データ化された文字のテキスト検索ができるほか、書いた内容と書いた日付が紐づけられるため、テキスト化されなかった文字や図版も「あの日に書いたはず」というように日付で探すことができる点も便利な「ネオ スマートペン N2」。専用スケジュール帳の「N プランナー」と組み合わせれば、予定の把握がさらに効率よくできる。
文字量の都合で詳細は省くが、「この文字を書いているときに録音された内容を頭出し再生する」ことができる、スマートフォンで録音した音声とメモの内容のリンク機能も、セミナーや会議内容の記録には重宝するだろう。
実は筆者は、自分で書いた字が読めないくらいの悪筆だったりすることもあって、メモもスケジュール管理も最近はすっかりスマートフォン頼りになっていたのだが、それでも手書きのメモを取る機会は決して少なくない。
そのため、たとえ悪筆がすぎてテキストデータに変換されなかったとしても、書いた日付でメモの検索ができるなら、それだけでも「ネオ スマートペン N2」を使う価値は十二分にあると思っている。過去のメモ帳を探してページをめくるというアナログな検索って、本当に面倒なんだもん。

使い慣れないペンや手帳を使うのが嫌、という人も少なからずいるだろうが、デジタル化のメリットは、そうした使い勝手以上の快適さを与えてくれるはず。
まだ2018年も始まったばかり。この機会に思い切って「ネオ スマートペン  N2」と「N プランナー」に切り替えてみてはいかがだろう。値段にみあった価値のある逸品だと思いますよ。それだけに、スマートペンをうっかり失くしたときの衝撃は大きいだろうなぁ~。
文=タカハシ敏郎



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