「大柄なプリントはちょっと……」「大きめのアクセは……」。そんな食わず嫌いはきっと後悔する。だって、こんな楽しいアイテムがあの人気ブランドから登場しているのだから。インパクトは強いけど、身につけてみれば想像以上に今の自分に似合うもの。まずは、ポール・スミスさんが大の(DINO)オトナに向けて作る、こんなのから!
「PS ポール・スミス」のスウェット
プリント柄のスウェットシャツというアイテム。昨今各ブランドでもてはやされている印象だが、やはりそのユニークさと色使いで一歩抜きん出ているのは、ポール・スミスが手掛けるそれだろう。
2016-17年秋冬のランウェイにて(このあたりも一歩先んじている)、ウィメンズのスカートやメンズのシャツに用いられた「DINO(ダイノ)」シリーズのプリント柄は、その名のとおり“Dinosaur”=恐竜がモチーフ。でも決して若い人たちだけのものじゃなくて、僕らのような大の大人も着たくなるシックな雰囲気がある。ファッションの楽しさを改めて教えてくれる一着だと思う。
「ディースクエアード」のペンダント
アクセの類いを数えるほどしか持たぬ男子にとって、ペンダントはややハードルの高いアイテムか。漂うおめかし感に、ほのかな恥じらいを覚えてしまうのだ。でも、ジョニデのように、エミネムのように着けてみたい。これもまた偽らざる気持ち。ディースクエアードのこやつらはうまい着地点ではないか。
今季のテーマ「ボーイスカウト」を表現するフラスクとホイッスルは、実際に使うことができる。このユニークなアイデアに「気取った要素」は皆無。実際に使用するしないはさておき、我々のハードルを下げてくれる意味でも「使える」ってわけ。
食わず嫌いはヤメて、まずは手に取ってみてほしい。新しい発見があるはずだから。