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2018.02.10

ファッション

ビッグサイジングの一歩先へ。洒落たシルエットを楽しむ8人のオッサン


巷ではビッグシルエットのアウターが大人気だけど、それ一辺倒で果たしていいものか。世界を見渡せばそれだけじゃない、自分だけのこだわりシルエットを楽しんでいるオッサンがこんなにも。着こなしのお手本となること請け合いだ。
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LOS ANGELES


スティーブさん(40歳)
渋い色の服をジャストで着こなす、これぞスタイリッシュなオッサンになるためのキモ。パンツを程良く腰ではき、足元はスニーカー。このさりげないリラックス感も見習いたいね。
 

アドムさん
アウターは肩が大きく落ちたアクネ ストゥディオズのMA-1。そこへ合わせたのはジャストサイズのブラックパンツ。上デカ&下ピタの最旬なオフバランスで。
 

NEW YORK


スチュアートさん(40歳)
上下ともサタデーズ ニューヨークシティでまとめたデニムオンデニム。Gジャンを肩を抜いて羽織ったルーズさが、恰幅のいい彼にお似合いです!
 

ケビンさん(30歳)
ウールリッチのシャツ型ナイロンアウターを、ジャストサイジングでアーバンに。バーガンディのパンツとチェックのマフラーが上品さを醸す。
 

TOKYO


坂巻陽平さん(39歳)
ノーマティーディーのコートは、もともと身幅の広い個性的なアイテムだから、ジャストフィットな肩線のサイズを選ぶ。坂巻さんはそのセオリーをよくご存知。パンツに少し太めを選んだところもさすが。
 

二川 誠さん(48歳)
今どきのスポーティーなルックを、ユルすぎないサイジングで仕上げたことで精悍な印象に。色みを抑えているから、だらしなく見えないのもポイント。
 

LONDON


ベンさん
スリムデニムとライダーズジャケットでスマートに着こなしたベンさん。上下タイトなシルエットに対して、足元のボリューミーなレースアップシューズでつけたアクセントが巧み。
 

バートさん
コスのロングコートを中心に、縦長シルエットを構築。その中にも、インナーの袖見せや、パンツのロールアップを左右非対称にするなど、ならではの小技も光る。
 
ゆったりめのシルエットは今のトレンド。とはいえ、それ一辺倒では個性がない。自分ならではのシルエットバランスを楽しむ余裕も持ちたいものだ。
 
恩田拓治=写真(東京) 今野 壘=取材(東京) 山田ヒロミ(ROMY&Co.)=写真・取材 (NY) MIMI WADA=写真・取材(LA) YUMIKO SWAN=写真(ロンドン) IORI DOUGAN=取材(ロンドン)


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