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Microbot Pushの“指”と、操作したいボタンとの適切な距離感が設置のポイント

これは、我が家に備え付けられているオートロックの操作盤だ(たぶん超旧式)。

「メインロック解錠」のボタンを押すことで、カギを開けることができるようになっている。このボタンを、Microbot Pushを使いスマートフォンから操作できるようにしてみたい。

最初に行うのは、付属のスペーサーを使い、操作したいボタンとMicrobot Pushの“指”との距離を調整することだ。ボタンと“指”の距離が遠すぎてはボタンを押すことができないし、逆に近すぎるとボタンやMicrobot Pushを破損する恐れもある(それくらい“指”の動きは力強い)。実際に“指”を動かしながら、ちょうど良い高さを決めたら、アプリの設定画面から“指”が伸縮する長さを調整する。

程よい塩梅でボタンが押せることを確認したら、付属の両面テープを使い、Microbot Pushを適切な位置に貼り付ける。

これで設置は完了。ボタンと“指”との程よい距離感を得るための調整は大変だが、いちど設置作業を済ませてしまえば、あとはスマートフォンで操作をするだけだ。スマートフォンとMicrobot PushはBluetooth接続なので、遠隔操作できる範囲は10m程度に限られるが、普通の広さの家なら玄関先でスマートフォンを操作し、鍵を使わず開錠させることができるだろう。約6000円で、旧式のオートロックをスマート化できると考えれば、これだけでも結構お得感があるような気がする。ちなみに、Microbot Push背面の青い丸に触れることでも“指”が動せるので、スマートフォンがない場合でも問題なくボタンを押すことができる。


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