イルミを卒業した夫婦たちへ。クリスマスデートは礼拝へどうぞ

クリスマスはどこに出かける？　夫婦のデートで今さらイルミネーションでもない。でも特別感のあるものにしたいなら、今年は「教会」へ行ってみてはどうだろうか？ 探してみると、キリスト教徒でなくても楽しめる礼拝やイベントはある。都内・全国各地と、カジュアルに楽しめる教会の催しを紹介しよう。

 

キリスト品川教会

都内在住ならオススメは「キリスト品川教会」。プロテスタント系で、木とガラスとコンクリートが調和した近代的な礼拝堂が特徴だ。

クリスマス前の4週間をアドベント（待降節）というが、同教会ではアドベント4週目の日曜日の「クリスマス主日礼拝」と、12月24日の「クリスマスイブ礼拝」を開催。2017年は12月24日が日曜日なので昼間に前者、夕方と夜の2回にわたって後者が行われる。
なおクリスマスイブ礼拝では幻想的なキャンドルサービスがあり、また説教が短めの音楽礼拝なので初めての人でも楽しめると評判だ。
 

聖アグネス教会

関西の方なら京都にある「聖アグネス教会」はいかがだろう。ここは英国国教会の流れをくむ教派。日本聖公会聖アグネス教会の聖堂としてのほか、平安女学院の礼拝堂としても使われ、京都市指定有形文化財にもなっている。

毎年クリスマスシーズンには平安女学院の学生たちによる「アグネスイルミネーション」が通りを彩るが、催しにも注目だ。イブには「クリスマスイブ キャンドルサービス」が開催。これは7つの日課（聖書朗読）による夕（ゆうべ）の礼拝の中でろうそくを手にクリスマスの聖歌を歌い、クリスマスメッセージを聞くというもの。続いて行われるのが「クリスマスイブ キャロリング」。これはろうそくを持ち、教会の近隣をクリスマスの聖歌を歌いながら歩くのだ。
24日の深夜と、翌日25日の朝には聖餐式もある。荘厳な雰囲気を楽しみたい人はぜひキャンドルサービスへ。ただし途中退出などはできないのでご注意を。