ギフトシーズンに「何をあげれば喜ぶの?」というのがオッサンの本音。なので、読者に近い平均年齢37.67歳の女性3名に集まってもらい、ギフトにまつわるぶっちゃけトークをしてもらった。彼女たちの本音から見える、理想の贈り物ってナンだ⁉
今回ギフトについて語ってもらった3人 内田幸子さん(41歳) ロケーションコーディネイターとして活躍する内田さん。趣味は旅行。ギフトに関しては、公私ともに贈られることも贈ることも多いとか。未婚。
川田真梨子さん(37歳) メンズ・レディス問わず着物まで手掛けるスタイリスト。趣味はサーフィン。四国出身のチャキチャキっ子で、夫と愛犬と3人暮らし。
花盛久美子さん(35歳) 現在10カ月になる女の子のママとして育児に奮闘中の専業主婦。日々成長していく娘の姿に驚きと感動を覚える今日この頃。
今回集まっていただいた女性陣、皆さまギフトにはそれぞれ一家言あるようで、「自分のキャラじゃない」という理由で贈り物をしない男性は、「女ゴコロを理解していない!」とバッサリ。
「ギフトは相手を思って贈るもの。自分のキャラじゃないとか言っている時点でナンセンス」と川田さんが口火を切ると、「そう! そういう人ってたいてい自分勝手(笑)」と内田さん。
すると花盛さんも、「普段ギフトをしない人なら
花(1) をくれるだけでもうれしいのに、それすら恥ずかしがるなんて!」と、いきなりフルスロットルで本音が飛び出す。
すると、「女子って詰め合わせ好きじゃないですか? だから、花のほかにもプラスアルファがあったらベストかも」との意見も。男的にはちょっと欲張りじゃない? と思うが、内田さんも「花と一緒に
バスソルトのセット(2) をもらったときはうれしかった。消え物だと気持ち的にも重すぎないし」。
なるほど、気持ちの重さね。“気を使っているよ”という意思が伝わる程度が好ましいのだ。ちなみに、若い頃に高価なジュエリーを贈られたことがある花盛さんは、当時を「正直引きました」と振り返る。
「代償を求められている気がするし、あげてる自分に満足してるんじゃない? とも思っちゃいました。私は、もらうなら普段さらりと使える物がうれしいです。今なら
ちょっと気の利いた髪留め(4) や
着けっぱなしにできるアクセ(5) とか、家事の邪魔にならないのが大前提」と、主婦らしい意見。
そういう目線で川田さんは、
シャネルの新作香水(3) を推薦。「すごくいい香りで普段使いできるし、消え物だし。14年ぶりの新作といったニュースも女性は好きですよね」。
女心とギフトのチョイス。男にとって複雑極まりないことは間違いないが、押さえておくべきキーワードは“思い切り”と“気遣い”といえそうだ。それを踏まえて、探しに行ってみますかね!
(1)THE LITTLE SHOP OF FLOWERSa 「ザリトルショップオブフラワーズ」のブーケ 1万円/ザリトルショップオブフラワーズ アトリエ 03-5778-3052 東京・原宿のキャットストリート沿いにある人気フラワーショップのブーケ。甘く見えすぎない色使いや品種のチョイスがいい。3000円程度からオーダー可能。こちらは「海が似合う女性」をテーマにオーダーしたおまかせ。
(2)SABON 「サボン」のギフトボックス 5556円/サボン ジャパン 0120-380-688 1年に一度だけ展開する、ローズティーの香りのボディスクラブとボディローションを特別にパッケージしたコフレ。このボックスも女ゴコロをくすぐるのだ。
(3)CHANEL 「シャネル」のフレグランス 「ガブリエル」100ml 1万8500円/シャネル 0120-525-519 オレンジフラワー、ジャスミン、イランイラン、そしてチュベローズの4種類の白い花の香りが美しいハーモニーを奏でる、14年ぶりとなるシャネルの新作フレグランス。創業者であるココ・シャネルの出生名が冠されている。
(4)PLUIE 「プリュイ」の髪留め スターフィッシュ各1万9000円、鹿角1万7000円/ともにストローラーPR 03-3499-5377 ブランド公式インスタのフォロワー9万人以上。そこにアップされる着用例が「カワイイ!」と話題を集めるアクセブランド。なかでも髪留め類は人気。
(5)ALIITA 「アリータ」のネックレス 各5万円/エストネーション 03-5159-7800 ミラノブランド、マルニのデザイナーの義娘が手掛けるジュエリーブランド。スタイリストやモデルから火がつき、今や世界的人気を誇る。家や便箋などキュートなモチーフのネックレスはいちばんのヒット作。