非日常を腕に巻く、オトコの本能刺激系な腕時計7本

男が羨望の眼差しを向けるものは決して理屈なんかじゃない。力強く勇ましい風格であったり、強靭で堅牢なスペックであったり、普段は使うことのないようなプロフェッショナル機能であったり。
いわば非日常を感じてしまう、規格外の存在に心奪われてしまうものだ。僕らの本能を無条件に刺激する、そんな時計を集めてみた。

金メダル獲得を支えた32ｇの超軽量

RICHARD MILLE
リシャール・ミル／RM 67-02 オートマティック ムタズ・エサ・バルシム ハイジャンプ

32ｇの超軽量を実現するために採用された素材はカーボンTPT®。さらに新開発ストラップはシームレスで滑らず高いフィット感を誇る。これを腕にした走り幅跳び選手ムタズ・エサ・バルシムは見事、世界陸上選手権2017で金メダルを獲得したのである。
 

腕時計初搭載の機構に大空への憧れを込めて

HAMILTON
ハミルトン／カーキ・X-ウィンド

大空への憧れを形にした航空時計は、男心を掻き立てる。ハミルトンが採用した偏角計算機能は、内蔵ベゼルに飛行時に受ける横風を入力して、クロノディスクにより航空機の機体の向きと進行方向のなす角度が算出できるというものだ。調節用の左リュウズも精悍な個性を演出する。
 

歴史に培われた信頼のグランブルー

SEIKO PROSPEX
セイコー プロスペックス／SBDC053

ダイビングコンピューターがどれだけ進歩しても、ダイバーズウォッチは欠かせないという声が多い。デジタルにはない、進み続ける針が信頼の証しとなるからだ。安定感あるスタイルには初の国産ダイバーズを手掛けた自信が漂い、青文字盤が深海へ誘う。
 

4つの時刻をひとつのムーブメントで

MECCANICHE VELOCI
メカニケ・ヴェローチ／アイコン

クルマの持つスピード感やメカニカルな世界観を腕時計で表現する、ブランドのフラッグシップモデルがさらに歩みを進めた。文字盤に備えたユニークな4カ国時間帯表示はひとつの機械式ムーブメントで制御され、パワーリザーブも40時間にアップした。