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世は空前のコーヒーブーム。ロースターはもちろん豆の産地や品種にまでこだわり、ひと口にコーヒーと言っても味は千差万別。飲む場所すら、喫茶店かスタンドかセレクトショップかと選択肢が盛りだくさんだ。
このように進化することで、コーヒーは昔より身近になった。同時に、缶コーヒーも実は劇的な進化を遂げている。それを「知らない」なんてもったいない。
ということで、オーシャンズ世代に多いであろう「缶コーヒー、昔はよく飲んだけど最近ご無沙汰……」という自他ともに認めるコーヒー好き3名に、最近の缶コーヒーの実力を公開テストしてもらうことに。
その対象となるのが、「ジョージア ヨーロピアン」シリーズである。
東京・恵比寿を拠点にするスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」が監修する人気シリーズで、今回の実力テストでは、これまでの同シリーズ製品よりも約3倍もの時間と手間をかけて長期熟成させた、ブラジル産ヴィンテージ豆を使用する「ジョージア ヨーロピアン ヴィンテージブレンド」もいち早くそのテーブルに。
コーヒーには一家言持つうるさ型の3人は、進化した缶コーヒーにどんな感想を持ったのか?
お話を聞く1人目は、サードウェーブ傾倒派の柿本陽平さん。
1人目の試験官:柿本陽平さん(35歳)の場合
24時間、どんな人にも、このクオリティが届くことに驚き!
フリープランナーとして、ファッションに限らずライフスタイル全般を扱うショップ「ブルーム&ブランチ」のディレクションなどを行う柿本さん。そのショップには、柿本さんの“好きが講じて”はじめたコーヒーショップも併設されている。そんな彼による“実力テスト”は、あるひと言から始まった。
「今、日本のコーヒー事情は飽和状態。お客さんの舌も肥える一方で、提供する側は常に努力して、挑戦し続けないといけない。大変ですよ(笑)」。
そして、今、シーンの最先端にあるとされるのがサードウェーブと呼ばれる、コーヒーの生産地への配慮や価値などに注目し、コーヒーがカップに運ばれるまでのトレーサビリティをはじめ、豆の素材や淹れ方など、各々の工程にこだわるスペシャルティコーヒーだ。
「街を歩けばいたる所に自販機があって、缶コーヒーが並ぶ日本って実はすごくコーヒー感度が高い国だと思うんです。寒い日に缶コーヒーで暖を取る姿なんて、日本の冬を象徴する光景のひとつですよね。こうしたカルチャーを作り上げた缶コーヒーって素直にスゴい」。
で、飲んでもらったのが、従来の約3倍もの時間を掛けて熟成したブラジル豆を使った、新作の「ジョージア ヨーロピアン ヴィンテージブレンド」である。
「豆の鮮度にこだわるサードウェーブ系の浅煎り派でも、喫茶店的な苦みが好きな深煎り派も、これはイケるんじゃないですか。ミルクによって角の取れた風味とわずかに加えた砂糖の甘み。いつでも、どんな人にも、美味しく飲んでもらいたい。そんなスタンスが感じられます。言うなればデニムみたいな “汎用性”を持つコーヒーだと思いました。
みんなに寄り添うコーヒーとは、言うなれば缶コーヒーのあるべき姿。しかも「東京・恵比寿にある猿田彦珈琲が監修なんですね。確かに……と思える味わいです(笑)」とのこと。
そして公式サイトに載っているこだわりの数々を見て、「へぇ〜」と感心する柿本さん。缶コーヒーらしく、多くの人に支持される味を、こだわりとともに届ける。「缶コーヒーも日進月歩なんですね」。
そんな最新作に続いて柿本さんが“実力テスト”したのは、「ジョージア ヨーロピアン 香るブラック」。そこで、缶コーヒーのもうひとつの魅力に気づいた。
「缶コーヒーなのに、豆の甘みや香りをちゃんと感じることができて、淹れたてのような味を楽しめます。キャップがあるボトル缶のタイプって、この香りが逃げないことも魅力ですよね」。コロンビア、グアテマラ、ブラジルの3種の豆をブレンドしている“香るブラック”、その芳醇な香りを逃がすことなく閉じ込める、デザインにも表れる必然。
「これも、どんな人にもいつでも美味しいコーヒーを提供するための機能美じゃないですか? 香りを感じさせる飲みくちの広さも絶妙です。サードウェーブ系の今のコーヒートレンドにしっかりアジャストしていますよね」。
缶コーヒーを通して見えてくる、日本のコーヒーカルチャーの幅広さ。柿本さんは最後にこう続けた。
「これから日本のコーヒーシーンがどんなふうに変わっていくのか。“ジョージア ヨーロピアン”のような缶コーヒーの汎用性の進化も含めてとても楽しみ。僕ももっと勉強しなきゃ(笑)」。
第一次テストはこれにて終了!
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あなたも“ヨーロピアン”の実力テストをしないか?
JR渋谷駅に「ジョージア ヨーロピアン アロマスタンド」がオープン
「ジョージア ヨーロピアン ヴィンテージブレンド」の発売を記念して、9月25日(月)〜10月24日(火)まで、JR渋谷駅の山手線外回りホーム上にヨーロピアンシリーズの4種のフレーバーを試し飲みできる特設スタンドがオープン!
誰でも無料でヨーロピアンの“実力テスト”ができ、お気に入りの味を見つけたらその場で購入できるのだ。
1:ジョージア ヨーロピアン 熟練ブレンドコーヒー本来の贅沢なコクと程良いミルクの甘み。ブラックコーヒーに砂糖とミルクをほんの少し加えて、なめらかなチョコレートのような味わいとなっている。
2:ジョージア ヨーロピアン ヴィンテージブレンド時間と手間をかけて熟成させたヴィンテージ豆を使用。そこに凝縮された芳醇なコクや旨味をしっかり引き出している。ミルクと砂糖のほのかな甘みもクセになるシリーズ最新作。
3:ジョージア ヨーロピアン 香るブラック甘く香ばしいキャラメルのような香りとクリーンな後味。コーヒーらしいしっかりとしたボディと、マイルドな飲み口が絶妙なバランスで楽しめる。
4:ジョージア ヨーロピアン カフェラテエスプレッソのコーヒー感とミルクのコクを引き立てる甘すぎない味わい。コーヒーとミルクの柔らかな味とハニーを感じるフレーバーの本格的カフェラテだ。
[スポット情報] ジョージ アヨーロピアン アロマスタンド 場所:JR渋谷駅 山手線外回りホーム (1番線・恵比寿寄り階段) 営業時間:9:00〜21:00 無休※4製品はホット(試飲カップ)での提供となります。
[問い合わせ]コカ・コーラお客様相談室0120-308509www.georgia.jp/european/ 山本 大=写真 安岡将文=取材・文