気心知れた友人たちを招いてのホームパーティ。ホスト役としては、料理やお酒はもちろんだが気の利いた“何か”を仕込んでおけばいっそう楽しめるってもんだ。
で、おすすめしたいのがグッチとエルメスから到着したこちら。センスのアピールにもなるし、話のネタとしても打ってつけ。さあ楽しいひと時を、あなたはどちらで演出する?
グッチから登場したインテリアコレクションで神対応!
ついにというべきか。グッチが初となるインテリアコレクションを発表した。コレクション名は「グッチ デコール」。アレッサンドロ・ミケーレが2015年、クリエイティブ・ディレクターに就任して以降、大胆かつユニークなウェアデザインで周囲の注目を一身に集めてきたが、その魅力はこちらにもしっかりと落とし込まれている。思えばインテリアを手掛けるイタリアブランドは多いものの、その最高峰が満を持してとあってはスルーなんてできないでしょ。トークのネタにも事欠かないしね。
インセンスホルダー
陶器で作られたお香立ては、フィレンツェの名門ジノリ社製。ビートルをモチーフにしたところも楽しい。3万5000円/グッチ(グッチ ジャパン 0120-88-1921) ダイニングチェア
座面にはアパレルコレクションでもお馴染みのタイガーとフラワーをエンブロイダリーで。H90×W39×D39㎝ 29万円/グッチ(グッチ ジャパン 0120-88-1921) クッション
刺繍でビー(ハチ)をあしらったデザイン。アレッサンドロ・ミケーレの美学がここにも。H42×W42㎝ 12万8000円/グッチ(グッチ ジャパン 0120-88-1921)我が家はエルメスのランチョンマットで“紙”対応
ランチョンマットを用意するだけでも気分はきっと盛り上がる。しかもあのエルメスとくればなおさらだ。上質なコットン製? はたまた高級リネン? よもや関係の深いレザーか。いろいろ想像してしまうけれど、なんとまさかの紙製⁉︎
画用紙のような厚みと手触りのペーパーに、6種類のプリントが施されているこちらは、エルメスのためにイタリアのイラストレーターが描いたもの。このいい意味での裏切りが、ホームパーティをいっそう楽しくさせるかもね。
どのペーパーも、裏にはブランドを象徴する馬柄が施されている。H32.5×W46㎝ 1万5500円[36枚セット]/エルメス(エルメスジャポン 03-3569-3300) 迷うところだけれど、プレミアムブランドならではのこだわりと、意外な一面が垣間見えるという部分では両方とも共通している。最高のおもてなしを考えるなら、“神”と“紙”を併用するのもありだな。
鈴木泰之=写真 鈴木淳子=スタイリング