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2017.09.17

あそぶ

バーチャル・ジオラマ、進化系お絵かきも。想像力で加速する「Xperia Touch」の親子遊び

“触れるプロジェクター”としてソニー最注目の「Xperia Touch」
今年の夏、鳴り物入りで登場したこのガジェット。どこかで目にしたことがある人もいるかもしれない。その名は「Xperia Touch」。“触れるプロジェクター”としてソニーの最注目の存在だ。
じつはこちらの製品。団らんのひと時さえ、親も子も各自のスマホを黙々といじっているようなご家庭の、いささか寂しい風景を楽しく変えてくれる可能性を秘めたガジェットなのだ。そんな「Xperia Touch」の魅力を探っていこう。
スマートフォンの機能と操作性を備えた“触れる”プロジェクター
まずは簡単に機能を紹介。製品名を見てもわかるように、「Xperia Touch」とはスマートフォン「Xperia」シリーズに代表される、ソニーが開発するコミュニケーション・ツール(スマートプロダクト)のひとつ。
その機能を簡単に一言で説明すればズバリ、“スマホ+プロジェクター”。基本的にはスクリーンやテーブルなどに映像を投影するプロジェクターの一種と言ってしまってもよいだろう。
スマートフォンの機能と操作性を備えた“触れる”プロジェクター
ただし、一般的なプロジェクターと大きく異なるのが、「画面に触ることができる」という点。Android OSで動いており、スマホと同等の機能を持っている。もちろんアプリも使えるし、基本的な操作はAndroidスマホと変わりない。

楽器に! ゲームに! 動く地図に!! 大画面投影がもたらす愉しみ

壁やテーブル、床などあらゆる場所に投影できるものの、思いのほか苦労するのが設置場所だ。投影する画面の明るさは、室内であれば昼間でも、照明オンになっていても、意外と見にくさは感じない。ただ、投影する面の色や素材が問題なのだ。
白またはそれに近しい色の平面が推奨されているが、これが意外と自宅にない……。そこで一計を案じたのは、「模造紙」を使うこと。後述するが、じつはこれで「Xperia Touch」の楽しさの可能性は広がっていく!
楽器に! ゲームに! 動く地図に!! 大画面投影がもたらす愉しみ
まずはベーシックな使い方から。アプリ(もちろんAndroidスマホ用のアプリが使える)をインストールすれば、こんなことが出来ちゃうわけだ。本体にスピーカが内蔵されているので、もちろん音も鳴る。
楽器に! ゲームに! 動く地図に!! 大画面投影がもたらす愉しみ
ゲームだって、この通り。小さなスマホでは臨場感に欠ける対戦型ゲームも、これくらいの画面サイズだとかなり楽しい。いつもはひとりでスマホをいじる子供を誘って異様なまでのサイバー感を堪能するのも一考だ! ちなみにオッサン世代の感覚でいえば、生まれて初めてスマホに触ったとき、またはゲーセンで初めて『バーチャファイター』をプレイしたときくらいの衝撃は、確実に保証しておこう(個人の感想です)。
テーブル上に投影されたGoogleマップの地図を、両手で自在に操作
テーブル上に投影されたGoogleマップの地図を、両手で自在に操作する。まさに、いつか見たSF映画の風景(なのでカッコよく、思いっきり部屋を暗くしてみました)。世界の航空写真を息子と眺めつつ、好奇心を育むなんてことも可能なのだ。


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