ホームシアター、それは男の夢。ただそれにはハードルが……。プロジェクターなどの機材が高額になのはもちろん、場所をとるうえ、毎回の接続が面倒、さらにフラットな壁をいかに確保するかも大きな問題だ。
こう考えると、遠い存在に感じられるが、このたび超軽量かつコンパクトで、天井を含めたあらゆる壁に投影できるプロジェクターが登場する。
PicoCubeは、文庫本と同じ位の重さ(172g)のスピーカー内蔵の小型プロジェクター。約5cm四方というコンパクトサイズで、家庭内での場所をとらないばかりか、持ち運びもラクラクできる優れものだ。
さらに注目したいのはwi-fi・HDMIケーブルどちらでも接続し、どんな角度の壁にでも映し出すことができること。レンズを上へ向ければ、スマホからのwi-fi接続で天井に映し出し、寝る前のひと時に映画を楽しめる! 平面の壁がない……と嘆いていた方には吉報といえそうだ。
ただし、バッテリーの持続時間の関係上、長時間利用に際しては電源ケーブルで充電しながらがおすすめ。設置には少し工夫が必要だが、大がかりな作業は必要ないことはとにもかくにも魅力だろう。
12月初旬に発売予定のPicoCube。今回はホームシアター代わりとして紹介したが、ビジネスシーンでのプレゼンなどにも応用可能。どこに何を映して、どう活用するか、使い勝手はあなた次第です。