忙しいときこそ時間を見つけて旅に出て、いろんな刺激をインプット。逆に体内&脳内に溜まった“垢”は、きれいさっぱりアウトプット。そしてまた日常へ。
このイン&アウトこそ、「
種カジのタネあかし」でお馴染みの種市暁さんが旅に出る理由。では種さんは、何を持ってどこに行って何を見る? 彼のリアルな旅のしおりをレポートする #種タビ、1回目のディスティネーションは「宮崎」です。
>宮崎の旅 1日目はこちらから2日目:起きたら向かうは南! 腹ごしらえも忘れずに。
到着するなり極上の波に乗り、最高のロケーションで絶品バーガーをかぶりつき、ついでに激ウマアイスにも舌鼓。大満足だった初日の疲れを優雅なリゾートホテルで完璧に癒やしたら、2日目はもっとローカルな宮崎を味わう旅に出る。チェックアウトを済ませたら予約したレンタカーに乗って、ひたすらGO SOUTH!
道すがらのエナジー補給のお約束は、日南市にある「にこにこショップ」の天むす(5個入り450円)。今回はエビが3個とチキンが2個の「ミックス」を選びました。小ぶりなので5個くらいペロリ。むしろ満たされるか心配で、名物の「リボンむすび」もついでに。
気持ち良すぎる道中で、移動すらもエンタメに。そして、恋ヶ浦の誘惑。
ヤシの木が両サイドに並ぶ県道をひたすら進むと、周囲はやがて自然いっぱいの風景に。左手に海、右手に山々。車窓からそれを眺めているだけでもテンションが上がります。そして大納地区に差し掛かったときに見えてくる入江が、日本屈指の景観を誇るビーチ、恋ヶ浦。
コバルトブルーの海と深いグリーンの稜線、ベージュのビーチ。息を飲む美しさってこのことか! 大自然が生み出す芸術に感動、空気もウマい!
ってことでクルマはエアコンオフ、窓もフルオープンだ!
ロマンチックな名前のこのビーチも実は極上のサーフスポット。海底の地形からビッグウェーブが期待できるんです。周囲には近代的な建物もなく、とにかく自然と一体になれる場所。もちろん家族連れも多く見かけます。ここでひと休みがてら、ひとサーフしたのは言うまでもありません(笑)。
噂の「タギリホテル」に到着! 予約が取れないワケがわかった!
クルマを走らせること約90分。到着したのは「タギリホテル」です。美しい海を背に、のどかな田園風景とどこか懐かしい小さな家々が立ち並ぶ穏やかな土地にあるこのホテルは、今、宮崎の中でも1、2を争うホットな場所。たぎり荘という古い民宿をすべて自分たちでリノベーションして昨年オープン。にもかかわらず、すでに予約はなかなか取れない状況。レトロな外観に付いた看板もいい感じ。早速チェックイン。
#種タビの重要項目、体内&脳内の“垢”落としに嬉しいサービス満載
部屋はウッドを使った温もり溢れる3タイプが用意され、どれも落ち着く空間。耳をすませば海の音も聞こえます。また「タギリホテル」には温泉も涌いており、ナトリウム炭酸泉に溶け込んだミネラルイオンたっぷりの湯が楽しめます。疲労回復だけでなく神経痛、切り傷などにも効果があるのだとか。その横にはスパもあってすこぶるリラックス。クルマ移動の疲れなんて一瞬で吹っ飛びます。
ローカル食材をふんだんに使ったひと皿で、胃も心も宮崎にどっぷり浸かる
食事もまた格別。「海に寄り添ったカジュアルダイニング」というコンセプトで、食材は地元で獲れたモノが中心。そして自家製のツナやベーコン、ソーセージ。それらを紡いだひと皿ひと皿に、宮崎と「タギリホテル」の懐の深さを感じます。僕の大好物のナポリタン(800円)もラインナップ! 美味かった〜(ディナーは宿泊5日前の16:00までに要予約)。
朝食はピクニック用バスケットにおにぎりなどを詰めた“ブレッキー”と呼ばれるユニークなスタイルで、天気が良ければそれを持って、誰もいないビーチで食べるのも可能です。
心地良い空間とこれ以上ない自然と美味いメシ。心はすっかりまったりモードで、胃もしっかり満たされ、2日目は早々にベッドインしたのでした。
タギリホテル
宮崎県串間市市木152
0987-77-0238
チェックイン15:00/チェックアウト10:00
火曜定休
www.tagirihotel.com