夏場のイチバンの“働き者”=Tシャツも、それだけだと物足りなかったり、どこか心許なかったり。「Tシャツ1枚だとちょっと不安」という悩みの解決策を、街の格好いいオッサンから学んでみよう。
【1】2枚「重ねる」首元や袖、裾からインナーをチラ見せするだけで、こなれた印象に。オマケに、気になってくるカラダのラインも隠せて一挙両得!?
西村 忠さん Age 37白いポケTのインナーに、オリーブカラーのTシャツを挿して裾から覗かせる。Tシャツのレイヤードで挿し色を楽しむのは、まずは覚えておきたい「重ねる」派の基本テク。
梶田翔太さん Age 30ダークトーンな着こなしの首元と襟からチラっと。白もときには挿し色に。いいこと聞いた!
【2】袖を「捲る」もっと手軽にアクセントを加えるなら…袖を捲るのが手っ取り早い。スポーティに、軽快になる。捲る幅にも注意を払いながら、上手にアレンジしよう!
マスダタイキさん Age 34こんな厚手の1枚こそ、袖を捲って軽快感をプラスしたい。捲る幅を広めに設定すれば、アクセント効果は抜群。マスダさんのように健康的に焼けた肌、しっかり鍛えた腕も備えておけば万全だ!
小仲井友則さん Age 41スラックス地のショーツとレザーシューズという清潔感のある着こなしに合わせたビッグT。その袖のロールアップは、こんなにニュアンス効果があるんだよ。を、示してくれた小仲井さん。
【3】「格上げ小物」を活用する合わせる小物ひとつで、エレガントにオトナっぽく。シンプルルックのレベルアップへの第一歩がここからはじまる。
関 浩二さん Age 39Accessory(ブレスレット)=フレッド“海ジュエリー”といえばフレッドの「フォース10」と認識されるほどの名作。その効果は絶大。白T×グレースラックスの腕元にイエローゴールドを光らせれば、途端にTイチ姿がエレガントに!
辻元伸介さん Age 38Bag=ボッテガ・ヴェネタ必ず持ち歩く財布やバッグなどを、“イイもの”で揃えるのも大人っぽさを加えるのに効果的なのだ。例えば辻元さんのように、イントレチャートが目を引くこのバッグは、その好例と言える。
車田雄介さん Age 37全身アースカラーの着こなしに、ワインレッドのシャツをバサっと羽織って挿し色に。ちなみに、シャツは洗いざらしの雰囲気が魅力のフランク&アイリーンのもの。“味付け”にはもってこいだ。
古野大輔さん Age 34Shoes=ジェイエムウエストンダブル裾のスラックスを合わせ、全身をブラウンでまとめる。極めつけに、足元には老舗の革靴を。これ以上ないくらいオトナっぽいTシャツスタイルに格上がっちゃってます。シブすぎですゼ!
【4】「質感」にこだわる素材の質感は、着心地の良さだけでなく、見た目にも大きく関わってくる。今夏、街では例年以上にファブリックの多彩さが際立っていた。
髙瀬智弘さん Age 50T-shirt=パウダーホーンマウンテニアリングナイロンをはじめ、薄くてハリのあるスポーティな質感。そのシャカシャカとした素材のTシャツは、高瀬さんを見ればわかるようになんともアウトドアライクなルックス。と、思ったらショーツも同素材のセットアップだわ、コレ!
米津克哉さん Age 33T-shirt=08サーカスもはや大定番となったニットT。シックな見た目で、かつフワッとした柔らかな肌触りで窮屈さを感じない。だから、米津さんが選んだ主張のあるグリーンでも年相応に、大人っぽく見えるでしょ?
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