履いていてラクだし、リラックス感も演出できる、夏に欠かせない重要アイテム・短パン。とはいえだらしない印象になったり、子どもっぽく見えたり……。そこで今回はそのコーディネイトについての考察。OC世代が自信を持って街を歩ける“正解”なショーツスタイルとは何かを考えてみよう。
大切なのは色使い? 素材感の統一? 全身のシルエットメイク? あなたの短パン姿の幅がきっと広がる、6つの成功例をココに。夏本番まであと少し、その予習を今のうちに。
スタイル1:教科書どおりじゃない、ニュートラッド
優しいトーンのマドラスチェックにデザートブーツを合わせたトラッドの模範的コーディネイト。それでもマジメすぎて見えないのは、ご存じワーク由来のショーツだからこそ。上品さはそのままに、そこはかとなく男らしいスタイルになるのだ。
スタイル2:心地よさと両立できる、旬なシルエット
洗いざらしのシャツは風を孕むようなサイズ感。そして、ストレッチが効いた短パンはスッキリ&ミニマル。大きなトップスからボトムスへかけてスッキリシャープに。そんなシルエットメイクを楽しむのもショーツスタイルの醍醐味。
スタイル3:自然体でいたいから、ナチュラルトーンという選択
アーシーな風合いのシャツに、温かみのあるボーダーT。その優しげな表情は、洗いのかかったディープグリーンのコーデュロイショーツがさらに引き立ててくれる。自然体で都会に溶け込む、見た目にも心地良い着こなしだ。
スタイル4:精悍なモノトーンならこんなにスタイリッシュ
短パン=カジュアル。そんな先入観を払拭するには、精悍な印象のモノトーンに頼るのが賢明だ。しかも、イタリアのスラックス専業ブランドによるショーツと聞けばなお安心。足元にボリュームのある短靴を合わせればグッドバランスに。
スタイル5:夏のジャケットを、もっと気楽で軽やかに
トラッドなシアサッカージャケットに合わせたのは、落ち着いたトーンの赤いショーツ。しかも、このショーツの裏地が総パイルと聞けば、ジャケットとのミスマッチがより際立つ。
スタイル6:フレンチカジュアルよろしく、清涼感と品格を
ピッチ幅を変えたリズミカルなボーダーTシャツにギャバジン素材のショーツを合わせて、パーカを着込む。すると青×白の配色が生む清涼感あるマリンテイストにスポーティなニュアンスが加わり、こなれた表情になる。爽やかすぎないところが、とっても好印象なのだ。
色・素材・シルエット。この三要素がうまくマッチングすれば、オッサンの格好良い短パンスタイルの完成だ。あ、もちろん、脚自体をキレイにケアしておくこともお忘れなく。清潔感は基本中の基本なのだから。