まぶしい太陽、透き通るような海、そして白い砂浜。サーフTを着るべきなのは、そんなシチュエーション……だけとは限らない。着こなし次第でサーフTもスッと都会に溶け込んでいく。
サーフなロゴやグラフィックデザインのものと、レトロサーフな趣のマルチボーダーのもの。2つのタイプ別に、模範解答をお見せしよう。
タイプ1:
サーフなロゴやグラフィックTは、キレイめコーディネイトのアクセントに。
ハイビスカス、パームツリー、ブランドロゴを背面に力強く描いた’90年代サーフ風Tシャツ。これがネイビーのスラックスやカットソーでキレイにまとめた休日のグッドアクセントに。
サーフ イズ デッド
LA生まれの注目株から。かつて存在したサーフィンのチャンピオンシップをモチーフにアメリカ製ボディにプリントしたもの。
デウス エクス マキナ
オーストラリア出身のアーティスト、マーカス・ディクソンによるグラフィック。デウス+ヤシの木=ナイスサーフ。
バンクス × バーニーズ ニューヨーク
好評コラボ、再び! 今度はオーガニックコットンのボディに、波を感じるブランドロゴを3D風プリント&ネオンカラーで。
タイプ2:
サーファーっぽいマルチボーダーTは、カラーコーディネイトのつなぎ役に。
スイングトップのブラウンにショーツのホワイト。そして、その両方を拾うマルチボーダーTの配色。秀逸なカラーコーディネイトにより、トラッドとサーフがまじりあうようなこのスタイリングが完成。
TCSS
シドニー発のアーティスト集団が手掛けるブランドが、アクアブルーとピンク、ネイビーで表現した海。くったりした表情がソソる。
ワコマリア
古着に着想を得たマルチカラーボーダーTは毎春夏に配色を変えて登場する定番。今季は白×黄でいつにも増して陽気だ。
「ビームス プラス」
’60sの古着をイメージしただけあって、鮮やかな色は潮焼けしたように褪色。海の男がリアルに着続けたような表情だ。
海を感じさせるサーフT。それは何もサーファーだけのものではない。街をホームとする人だって着ていいのだ。でも、くれぐれも「丘サーファー」って後ろ指さされないように、コーディネイトには細心の注意を。