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2017.03.31

ファッション

緊急調査!ファッション関係者300人による“春服”トレンドとは?

今、同世代たちの琴線に触れているのは、どんな服なのか。今回はファッション関係者を中心に、総勢300人に一斉アンケートを実施。そこから見えてきた、同世代最多数派の「この春着たい」をピックアップした。これから迎える春にも見合う、新しい気持ちになれるヒントが満載だ!

1.ビッグシルエット

[左]パンツ2万6000円/ホワイトマウンテニアリング 03-6416-5381、ニット4万2000円/アンデルセン-アンデルセン(CPCM 03-3406-1104)、靴2万4000円/ドクターマーチン(ドクターマーチン・エアウエアジャパン 03-5428-4981)  [右]コート6万円/エイチビューティ&ユース 03-6438-5230、Tシャツ2500円/久米繊維工業(久米繊維 03-3625-4188)、デニム2万600円/リーバイス ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウスジャパン 0120-099-501)、靴1万4000円/ラ・テナーチェ(ナノ・ユニバース 0800-800-9921)
アンバランスなシルエットの正しいバランス。
ビッグシルエット。見慣れないと、アンバランスとも取れるゆったりした服である。どこか「若者向け?」と横目で見ていたものの、同世代は異口同音に「大注目!」と歓迎している。しかも、これをモノにする方法はいたって簡単。トップスかボトムスのどちらか1点で取り込んだら、その逆はタイトにまとめる。ただそれだけで、難しく思えるシルエットがバランス良く見える。
 

2.ロンT

Tシャツ7000円/トニー タイズサン(タイズサン 03-6447-1655)、パンツ1万9000円/ヤエカ(ヤエカ アパートメントストア 03-5708-5586)、ニットキャップ5800円/ネサーンス(レイク・タホ 03-5708-5757)
無地、色、柄…… ロンT派が急増中!
’90年代リバイバルに端を発した、ロンTへの回帰。その象徴ともいえる“袖プリ”を選ぶ人を筆頭に「シャツ代わりに無地だけを着る」というツウもいた。鮮やかな色モノやストリートなプリントモノまで種類は幅広く展開されているが、皆に共通したのは「当時のようにゆるめのサイズ感で着たい」という点だ。
 

3.セットアップ

ジャケット5万円、パンツ2万8000円/ともにテアトラ(ロスコ http://teatora.jp)、Tシャツ5000円/ビューティ&ユース(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店 03-5428-1893)、スニーカー1万8000円/Amb(ハイブリッジ インターナショナル 03-3486-8847)
コーディネイトが苦手。だから、セットアップ!
これはアイウェアブランド、アヤメを率いるデザイナー今泉悠さんによる、あまりに正直なコメントである。まさかファッションのど真ん中にいる人からこんな言葉が聞けるとは勇気づけられるばかりで、確かに的を射ている。コーディネイト不要、誰でも簡単にTシャツ一枚でキマる。こんな便利な服はないのだ。
 

4.レスキューカラー

Tシャツ7500円/トニー タイズサン(タイズサン 03-6447-1655)、ジャケット7万8000円/ノンネイティブ(ベンダー 03-6452-3072)
定番色に挿したいレスキューカラー。
「シンプル・イズ・ベスト、ではない格好がしたい」。イトナムの代表取締役、名村恒毅さんのコメントに思わずドキッとした。本来お洒落とは“安心と冒険”の間で揺れ動くことが楽しい。ただ年を重ねるほど、腰は重くなって…。そこで、パンツブランド、ニートのデザイナー西野大士さんを筆頭に顕著だった「レスキューカラーのような鮮やかな発色の服が着たい」という声に乗っかってみる。定番色に挿すだけで、マンネリコーデの深い谷に陥ったアナタを救助する、お洒落のレスキューカラーをぜひ投入してみよう。
 

5.もっと知りたくなる、知らないブランド

コート12万5000円、Tシャツ1万4000円/ともにエイトン(ヴァリアス 03-3475-4920)、デニム2万8000円/ディーゼル ブラック ゴールド(ディーゼル ジャパン 0120-55-1978)
例えば、「ATON(エイトン)」。
バーニーズ ニューヨークのPRチーフマネージャー矢野考太郎さんをはじめ、主要セレクトショップの識者が太鼓判を押す最注目ブランド。それが今季で2シーズン目を迎える「エイトン(ATON)」だ。“スタイルを確立した大人に捧げるリアルスタンダード”をテーマにデザイナーの久崎康晴さんが妥協なく仕上げた服は「美しいフォルムとコンフォートな着心地が融合している」と賞賛の声が集まる。いい年になるとお決まりの服に落ち着きがち。でも、好奇心旺盛なOC世代は新たな世界への関心が尽きないのだ。
いよいよ春本番。OC世代なら、数多あるトレンドやスタンダードを見極めながら、同世代たちの声にも耳を傾けるべし。自分らしいスタイルで、シーズンの到来を待ち構えよう。


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