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2017.04.13

ファッション

衣替えの時季に朗報! クルクル丸める「種市式収納術」が実はすごく使える件


服が好き。だから、そこそこ数は持ってる。となると、服のしまい方がひとつの問題。クローゼットがパンパンになって、いざ着ようと思うとシワクチャ、あんまり着ていない服を探すとなると大捜索が始まったり……。でも断捨離なんてムリ。
その問題にいちばん直面するのが、衣替えの季節。まさに今なのである。
そこで、一軍ボトムスだけでもを約80着と大量に服を持っている「種カジ」の種市 暁さんはどうしているのか、独自の収納術を聞いてみた。すると太っ腹にも、なんと自宅のクローゼットを公開してくれた!

種市 暁(たねいち あきら)さん
「オーシャンズ」で着こなしのタネを公開する企画「種カジのタネあかし」連載中。「B印ヨシダ」、「ビームス プラネッツ」のディレクター。1972年生まれのオッサンでもある。
タネあかしその1「パンツはクルクル丸めればシワにならない」。

最初に聞いたのはパンツ。積み上げればたたみジワがつくし、下のほうのはむしろ存在を忘れるし。ということで、よくはく「一軍ボトムス」のクローゼットにナビゲート。種さん、デニムやスウェットは半分に折ったあと、クルクルと丸めていた。でもなんで?
「服はもともと1枚の布。反物もそうですが、丸めるのがいちばんシワになりにくいんですよ。だから僕は全部丸めて、クローゼットにしまっています」。なるほど、これならたたみジワも付かないから、久々にはくときもアイロンいらずってことか。
 
タネあかしその2「しまうときは“差し込み型”で、服の遭難を避ける」。

そしてしまい方。丸めた服を、これまた反物のようにクローゼットに差し込むのが種市式。適度なボリュームが出るので全体を俯瞰できるのがメリットだ。これで「あの服どこ行った」問題ともお別れできる。
 
タネあかしその3「巻き物も丸めてバケツにポン」。

さらには小さくて探しづらい小物も。例えばストールとかの巻き物って意外と収納に困るし、数が増えてきたらどうするの? 丁寧にハンガーに掛けても、一枚一枚めくるだけで疲れてしまって、結局目当てのものに辿り着けなかったり。すると種さん、サーフィンでも使うラバーバケツを出してきてタネあかし。「ストールも丸めてポン。意外と余計なシワも付きません」と、パンツと同じ理論で収納。そしてやっぱり、俯瞰して見られるのがメリットだとか。中身はシーズンごとに少しずつ入れ替える。
 
タネあかしその5「帽子は重ねてクローゼットの上段に」。

最後は帽子。ハットとかブリムがデリケートで、しまいづらくないですか? 「僕はケースにしまってないですね〜、ダメかもしれませんけど(笑)。あと、見えなくなるとかえって被らなくなりますからね。だから、自然と目がいくクローゼットの高い位置に置いています」。
 
衣替えの本格シーズン到来。
この機会に「種市式収納術」を実践して、スッキリしたファッションライフを目指してみては?



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