コンフォートでリラックスできるパンツとして、街角で一定の地位を確保した「スウェットパンツ」。でも、「いざ自分が!」となると、途端に自信がなくなる。
これは部屋着じゃないのか? 体育の格好になっていないか? リタイアしたオッサンに見えやしないか?
そんな不安に打ち勝つためのモノ選びからはきこなすうえでのコツを考えた。
ビギナーが選ぶべき3原則。細身、リブなし、グレー以外。まずは足元に注目。スウェットパンツの部屋着感&運動会感を強調するデザイン、そのひとつはリブである。それがないものを選ぶだけで、かなりスウェットパンツは身近な存在になるはず。例えば、オーシャンズ読者にはお馴染みの「クラウディ クラウディ」。裾部分がスリットのデザインになっていてアクセントが効いているし、タイトシルエットも端整な印象。色もこんなのを選べば途端に部屋着感&運動会感は払拭される。
そして、良き相棒が見つかってからは膝に注意。そこだけモッコリ出ていない? スウェットパンツの膝が出ていると部屋着感は強調される。コットンは洗えばまた目が詰まるので、清潔感をキープするためにも、こまめな洗濯を。
楽して格好良くなれる「スウェットデニム」を改めて。イタリアのブランド、ディーゼルがデニムに起こした革命のひとつ「ジョグ ジーンズ」。本格的なデニムの見た目をスウェット生地で表現することで、着こなしはデニムみたいなのに、着心地はスウェットというありがたいもの。これらはオッサンのデニムライフはもちろん、ディーゼルらしいデザイン性の高さでスウェットパンツライフにも大改革をもたらした。楽して格好良くなれるなんて最高だ。
スウェット代わりのイージー素材にトライする。スウェットパンツをはきたいのは気持ち良くありたいから。
であれば、スウェットパンツみたいな心地良さの“それ以外”を手にするのもおすすめ。
例えば、スラックス地。
ナイロン素材もいい。
思い切ってスエードもあり。
これらは大人っぽい素材だから、それだけでダラシなく見えないという効能も。
それだけで“部屋着”に見えないなら挑戦する価値ありなんじゃない?
さぁ、これらで、気持ちいい季節に気持ちいい格好を。
休日が少しだけハッピーになるはずだ。
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