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2017.01.23

あそぶ

白雪と名湯のマリアージュで極楽気分に!冬こそ行きたい雪見ONSENS

日本の雪は世界に誇れるクオリティがある。だから、近年は国内のみならず、世界中からスキーヤー&ボーダーが集結する。白銀の楽しさとともにONSENの楽しさも伝えられたら…。いい雪山、いい温泉、いい宿! 三者のマリアージュが楽しい5つの名所を紹介しよう。

1.新潟県 妙高
グッドパウダーと良質な温泉。このエリアには極楽がたっぷり!


【雪山】
豊富な積雪量が期待できる妙高エリアには、パウダーフリークがリピートするスノーリゾートが多い。日本で最初に国際スキー場として指定された赤倉観光リゾートスキー場もそのひとつ。非圧雪の「ホテルAコース」には、雪が降るとパフパフのパウダーを求めてスノーボーダーやスキーヤーが全国から集う。ゴンドラで一気にゲレンデ上部へアクセスできる運搬力も魅力だ。

【宿&温泉】
赤倉観光ホテル
最寄りのスキー場までわずかな時間で行ける立地の良さ、昭和12年創業の伝統を感じられる優雅な空間、そして標高1,000mの立地による眺望の素晴らしさの三位一体。絶景を見ながらくつろぐ温泉タイムも至極のとき!
[DATA]
0255-87-2501
新潟県妙高市田切216
1泊24,000円~(サ込み)
www.akr-hotel.com
[泉質]
硫酸塩泉、炭酸水素塩泉
無色、無味、無臭の源泉かけ流し温泉。湯冷めしにくいうえ、湯上がりの肌触りもしっとり。
 

2. 長野県 白馬
北アルプスの麓に広がる国際規格のビッグリゾート


【雪山】
標高3,000m級の北アルプス山麓に広がる11カ所のスキー場が楽しめる白馬。このエリアでは、整備されたゲレンデでの優雅なクルージングから、海外からも熱い視線を集める上質パウダーまでが味わえる。しかもその白馬内11のスキー場が滑走できるというビッグスケールの共通リフトチケットが誕生! 宿泊拠点を問わず白馬のすべてを体感できるようになった。

【宿&温泉】
白馬ハイランドホテル
自家源泉、天然温泉を魅力とする宿は、露天風呂からアルプスの山々をのぞめるパノラマが素晴らしい。クルマで10分ほどの距離にパタゴニア白馬店があり、ウィンタースポーツ関連ギアのショッピングも楽しめる。
[DATA]
0120-898-153
長野県北安曇郡白馬村北城21582
1泊7,300円~
www.hakuba-highland.net
[泉質]
塩化物泉
ほんのり色づいたここでしか入れない自家源泉の湯。からだの芯までほかほかになる優しい入り心地。
 

3. 群馬県 みなかみ
都心から約2時間で到着。極上のパウダーパラダイス


【雪山】
関東圏からのアクセスがよく、雪質も上々のエリア。代表格が谷川岳・天神平スキー場で、極上のパウダースノーによる浮遊感はあまりに心地良い。バックカントリーを目指す人もいるが、知識と経験に乏しい人はより安全に遊ぶためツアーを利用しよう。周辺には旨味たっぷりの餃子がイケる「雪松食堂」、腹ペコなオッサン男子も納得の「あしま園」など食の名店が多い。

【宿&温泉】
宝川温泉 汪泉閣
利根川の最上流に位置し、渓流沿いの大自然のなかに立つ一軒宿。群馬の秘湯として知られ、露天風呂を目指して訪れる人は四季を問わずに多い。宿から近い宝台樹スキー場もディープパウダーが楽しめる。
[DATA]
0278-75-2611
群馬県利根郡みなかみ町藤原1899
1泊10,950円~(税・サ込み)
www.takaragawa.com
[泉質]
単純温泉
自然に囲まれた圧巻の露天風呂、内風呂ともに源泉かけ流し。何度でも浸かりやすいさらりとした湯。
 

4. 山形県 蔵王
名湯と名山が伝統を育む、日本が誇るマウンテンリゾート


【雪山】
単独のスキー場としては日本最大級の面積を持つスノーリゾート。雄大な樹氷のパノラマを目に滑るコースや全長5kmのロングコース、ファミリーに人気のコースなど、変化に富んだ12のコースと14のゲレンデで爽快な滑走が味わえる。「名山×名湯」の代名詞みたいな地であり、滑走のあとには1900年前に開湯したと言われる長い歴史を持つ温泉でカラダを癒せる。

【宿&温泉】
タカミヤヴィレッジ ホテル樹林
蔵王エリアの山々が一望できる落ち着いたムードの和室、クラシカルな雰囲気が漂う洋室など、滞在スタイルにあわせて客室は選択可能。温泉は源泉100%かけ流しで、蔵王が誇る良質なにごり湯という贅沢さ。
[DATA]
023-694-9511
山形県山形市蔵王温泉上ノ台814
1泊10,260円~(税・サ込み)
www.zao.co.jp/jurin
[泉質]
酸性・含硫黄・アルミニウム・硫酸塩・塩化物温泉
硫黄が香る乳白色を帯びたにごり湯。強酸性で殺菌効果に優れ、よく温まり、肌をクリアにしてくれる。
 

5. 北海道 旭岳
国立公園内の山岳スキーエリアは、ふわふわのドライパウダーに期待!


【雪山】
山岳スキーを楽しめる自然豊かな旭岳。スキー場として整備されたわけではない天然のフィールドは、標高2,291mの北海道最高峰! 山麓からロープウェイで標高約1,600m地点にある姿見駅へアクセスし、ドライパウダーを狙って滑走をはじめる。また旭岳と旭川空港との間にある東川町は独創的な町づくりが話題となっている。ぜひ直にその光景を見てほしい。

【宿&温泉】
ラビスタ大雪山
ロープウェイ乗り場までわずか。だから体力の続く限り北海道の恵みを滑り倒せる。そしてお待ちかねの温泉は、露天やヒノキ、貸切風呂までのバリエーションが。そして湯上がりの無料アイスキャンディがうれしいのだ!
[DATA]
0166-97-2323
北海道上川郡東川町旭岳温泉
1泊19,500円~(税・サ込み)
www.hotespa.net/hotels/daisetsuzan
[泉質]
硫酸塩泉、塩化物泉
塩分を含むかけ流しの湯は、肌の乾燥を防ぎ、湯上がり後も温まった体を保温し続けてくれる。
 
ウィンタースポーツでの疲れは、体が底冷えする前に温泉で癒したいもの。湯にドボンと浸かってホクホクに仕上げ、美味いメシとキンキンのビールで腹を満たせば最高の一日になるだろう! なお雑誌版OCEANSでは、もっと多くの雪見ONSENSを紹介中。詳しくは1月号をチェック!


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