2021.03.25
ANNIVERSARY

幻のゼロ号と創刊号で15年前を振り返ってみたら、編集部がいちばんビックリした件

オーシャンズは「2021年4月号」で創刊15周年を迎えることができました。数にして180号!

左端がゼロ号となる「パイロット版」、次が「創刊号」。初めの1年半ほどは背表紙の色が毎号違ったんです。

これを「意外にそんなもの!?」と取るか「どんだけぇ〜!?」と取るか、業務に携わってきた編集部員ですら感じ方はさまざまですが、これをひとつの節目ととらえ、2006年の創刊当時を振り返ってみたい。

ということで、創刊前年に一部で無料配布されていた「パイロット版」(ゼロ号)と、記念すべき「創刊号」を引っ張り出してみた。

さーて、15年前のオーシャンズの中身とは?

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ほとんど語られることのなかった雑誌名に込めた意味

まずは「パイロット版」をペラペラ。これは編集部内では創刊準備号とも呼ばれていたもの。

こちらがパイロット版の表紙。Sampleと記されていますね。

雑誌のコンセプトや目的、ターゲットetc.を関係各所にお伝えするために作られ、いわば、オーシャンズの“自己紹介”が目的の一冊でした。

表紙は特別仕様で、本とは反対側に開くとドーン!と海が目に飛び込んできます。

そして、ページをめくっても、めくっても……。

海、海、海。

いたるところに海の写真が出てきます。オーシャンズは海なくしては語れない。

そして、雑誌名については、

「この世界で一番大きくて無限に広がるものが、オーシャン=大洋。世界中のどこまでも行ける可能性=本物の格好よさを追求していく……そんな願いを込めて『OCEANS』という複数形で命名しました」と、その由来を示している。

15年でどこまで追求できたかは……みなさん、どうでしょうか?

 

目次もチェックしてみよう!

こうして、“本物の格好よさ”を追求する雑誌として、オーシャンズという船は大海原に出航しました。

こちらがパイロット版の目次。

目次を追ってみると、[みんなエレガントを忘れてる][これ見よがしじゃない見よがし方][一日一回誰かを抱きしめる][特別なことを当たり前にセンス良く][知っておいてね、着飾ることを!]などなど、感情に訴えかけるような言葉がたくさん。

“ダメージデニムでホテルはNG”といった不変的なメッセージも、たっぷり込められています。

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“オーシャンズっぽい”の原点は創刊号にあり

そして、ついに2006年2月24日、オーシャンズが創刊する日がやってきます。じゃーん! 記念すべき「創刊号」はこんな表紙であります。

およそ400ページ、とにかく分厚いので計ってみたら、約1.8cm。重量もなかなかです。

第1特集として実施したのは「カムバックきれいめ! 気分はゆる味プレッピー」と題した特集。

いわゆるプレッピースタイルを当時のオーシャンズなりに、時代の気分を反映しながら提案しています。

特集の最初を飾る扉ページ。

これらが今の気分かどうかはさておき、オーシャンズが現在でも得意としている肩肘張らない自然体のスタイル、そのオリジンがここにあると言ってもいいでしょう。

ラルフのBDは今だってもちろん、ヘビロテですよね。
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チャリティバンドの特別付録もあった!

そして別冊付録でもあった「チャリティバンド」は、たくさんの反響をいただきました。

本誌に挟み込まれたチャリティバンド。

売上の一部をWFP(国連世界食糧計画)に寄付することを目的としたもので、付録として写真のゴムバンドを付けていました。

15年ぶりに着けてみた。

今でこそサステイナビリティという言葉が当たり前になっていますが、創刊当初からオーシャンズは社会問題に関心を持って取り組んでいました。

そのほかに、どんな企画をやっていたのかは目次でおさらい。

ヘアスタイルを扱った「ラテンミドルで七変化」や、親子愛や家族愛をテーマにした「LOVE IS LUXURY」キャンペーン、そういえば古着のリメイク企画もあったっけ! と、振り返ると文章の終わりがまったく見えてこない気配がプンプンするので、いったんここで強制終了!

最後に次号予告に目をやると、さっそく「デニム特集」が。

やっぱり“オーシャンズっぽい”スタイルの原点は「創刊号」にあり!ってことですね。

 

安部 毅=文

# パイロット版# 創刊15周年# 創刊号
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