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2020.01.30

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パナソニックの次世代VRデバイス。現実に現れた「メガネ感覚で4K画質」

近年のオーディオビジュアル技術の進歩は目覚ましい。次々と新しい製品が登場して、ガジェット好きな男たちの物欲を刺激してくれる。
この度パナソニックが開発したというこちらも、非常に興味深い。
VRグラス
一見すると、ちょっと変わった風防付きデザインのラウンドタイプのサングラスだが、実はこれ、VRゴーグルならぬVRグラス。パナソニックが世界屈指のVRデバイスメーカーであるKopin社、化学素材・電気素材メーカーの3M社と共同開発して生まれたプロトタイプである。
まず特徴的なのは、高画質・高音質であること。世界で初めて、4Kを超える高解像度とHDR(ハイダイナミックレンジ:より広い明るさの幅を表現できる技術のこと)に対応。マイクロ有機ELパネルの自然で滑らかな映像と、超低音から高音まで再生できる高音質によって、臨場感あふれる仮想現実を体験できるのだ。
しかもこれから本格化していく次世代通信方式5Gに対応し、従来の映像コンテンツだけではなく、スポーツ観戦や旅行の疑似体験など、さまざまな楽しみ方が広がる。
VRグラス
そして、小型かつ軽量なところも良い。「VRに興味はあったけど、あのヘッドバンドが嫌だった……」という人たちも、メガネを掛ける感覚で装着できて、これなら違和感なく始められるはずだ。
VRグラス
このメガネ型VRグラスは、今年の1月上旬、アメリカのラスベガスで行われたエレクトロニクス展示会でお披露目された。製品化はもう少し先になりそうだが、このVRグラスが現実になるその日が待ち遠しい。
 
[問い合わせ]
パナソニック
panasonic.jp
中山秀明=文


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