この夏、車に乗ってどんな曲を聴きたいかを取材した「私たちのベスト・ドライブ・ミュージック」。
第2弾は平日に聴きたい曲を紹介。
リモートワークが増えたとはいえ、まだまだ会社へ行かなければならないこともあるだろう。そんなときこそ、このおすすめソングを聞いて気分をアゲていただきたい!
>第1弾 休日に聴きたい曲5選はこちら出勤途中や帰宅途中に聴きたい
「My Ever Changing Moods」/The Style Councilザ・ジャム解散後の1982年、リーダーのポール・ウェラーがキーボードのミック・タルボットらとともに結成した“スタカン”。
イギリスのバンドである彼らがアメリカのチャートで唯一TOP40に名を連ねた名曲がこれです。ソウルやジャズをミックスしたような音を聴いていると、何だか良い一日を迎えられそうな気持ちになり、心が穏やかになります。
| 教えてくれたのはこの人 アビー取締役 小田嶋信人さん Age46 愛車:シトロエン/C4 ピカソ |
出勤時に聴きたい①
「Superblood Wolfmoon」/PEARL JAMオルタナティブロックの旗手としてシアトルを中心に1990年代前半から活躍してきたバンド。私も高校時代から大好きでよく聴いていました。
彼らが今春に約6年ぶりとなるニューアルバム『ギガトン』を発表。これはその収録曲で、かつて聴いていた頃から変わったようで変わらないバンドサウンドが、いやが上にもテンションを上げてくれます。
| 教えてくれたのはこの人 ホワイトマウンテニアリング・デザイナー 相澤陽介さん Age42 愛車:ポルシェ/911 カレラ |
出勤時に聴きたい②
「NEW ERA」/Nulbarich2016年に結成されたばかりですが、一昨年は日本武道館、昨年はさいたまスーパーアリーナでワンマンを開催するなど異例づくしの注目アーティスト。
英語と日本語を織り交ぜた歌詞と、ブラックミュージックをベースとしたメロディが特徴で、これまでにないグルーブ感が心地良い。「NEW ERA」は特に素晴らしく、心を解放して前に歩き出そうという前向きな気持ちにさせてくれますね。
| 教えてくれたのはこの人 ITONAM Inc.代表 名村恒毅さん Age42 愛車:メルセデス・ベンツ/Vクラス |
出勤時に聴きたい③
「MUSIC BOOK」/山下達郎彼の楽曲はいつの時代も欠かせない。我々の世代ではそれほどの存在です。「MUSIC BOOK」は1982年に発表されたアルバム『FOR YOU』からのシングルカット。
聴いているとなんだか穏やかな気分になってきますね。言うなれば、“KEEP CALM”ってな感じでしょうか。
| 教えてくれたのはこの人 ノンネイティブデザイナー 藤井隆行さん Age43 愛車:ランドローバー/ディスカバリー5 |
朝、波チェックへ向かう車内で聴きたい
「Ocean」/JOHN BUTLERオーストラリアの国民的人気ジャムバンド。彼の代表作ともいえる楽曲のひとつが「Ocean」。聴いているだけでも気持ちがワクワクし、リズミカルな音の強弱が波の音とシンクロします。これを聴いたあとは、気持ち良く波に乗ることができるんです。
| 教えてくれたのはこの人 プロサーファー・アトランティックコーヒースタンド オーナー 吉川共久さん Age44 愛車:トヨタ/プリウス |
早朝にサーフィンを楽しんだあと、七里ヶ浜から自宅への帰路で聴きたい
「Shell Beach」/The Mattson 2サーフィンをするときは、日の出から小一時間波乗りを楽しんで、国道134号を通って帰るのがお決まり。その帰り道に必ずと言っていいほど聴くのが「Shell Beach」。
昨年の秋頃に発表された2年ぶりのアルバム『PARADISE』に収録されている曲で、曲調が心地良くどんどん頭もクリアになっていく。仕事や生活のポジティブなアイデアはこの瞬間に思いつくことが多いです。
| 教えてくれたのはこの人 ブルーム&ブランチ ディレクター 柿本陽平さん Age37 愛車:ボルボ/XC60 |
加瀬友重、髙村将司、増田海治郎、いくら直幸、増山直樹、秦 大輔、今野 壘、菊地 亮=文 佐藤 薫=イラスト