水辺のサウナで汗をかき、冷たい湖に、川に、そのままダイブする。そんな本場フィンランド式の楽しみ方が、アウトドアサウナとしてじわじわと人気を増している。その魅力は
前回、サウナ師匠こと秋山大輔さんに教えてもらった。
そこで気になるのが、どんなタイプのサウナがあるのかというところ。一般的には耐火サウナの中で薪ストーブを燃やすという、至ってシンプルなものが多いが、意外にも個性豊かなサウナが揃っている。さらに、トレーラー型の改造サウナで、実際に購入できるものも登場しているとか。
ここで紹介するサウナは、日本でも最先端のものばかり。知っているだけでもサウナーから一目置かれるかも!?
最大20人が一気に入れる。ミリタリー由来のテントサウナ
日本人が温泉を大好きなように、フィンランド人はサウナが大好き。サウナに入らないと元気がでない。それは軍隊の兵士たちだって同じらしい。この大きなテントサウナは、フィンランド軍でも採用されているもの。造ったのは、サボッタというフィンランドのバックパックメーカーだ。
日本の代理店を通して購入できるテントサウナとしては最大級の大きさで、定員は20名。常設にも耐えうる厚手の生地を使い、3面に窓があって景色も楽しめる造りになっている。オリーブ色の見た目だけでもミリタリー感が漂うが、細部にもミリタリー由来のパーツが採用されていて男心にグッとくる。
サウナ01
中央に薪ストーブ。中には60kgのサウナストーンが入っている。
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