2019.09.03
LIFE STYLE

夫が留守の時間、妻は何してる? 妻たちの自分のための楽しみとは?

>連載「夫たちが知らない、妻の本音」をはじめから読む

妻が夫にも言えない本音を聞き出すこの連載。第3回のテーマは、妻たちの「自分のための楽しみ」について。

終わりもなければ休みもない「家事」という仕事。専業主婦の場合、家事・育児をほとんどひとりで担っているわけですが、そんな妻たちはどのようにしてストレス発散しているのでしょうか。

そこで今回は、専業主婦やパート勤務で働くママたちに、「自分自身のための楽しみは何か?」を聞いてみました。

見送る妻

 

Q.パート勤務をしている方、または専業主婦の方にお聞きします。今現在、自分自身にとっての楽しみはなんですか?

回答の中には「子供の成長」「家族の笑顔」「家を綺麗にすること」など、良いお母さんの見本のような答えもありましたが、今回は、多かった回答を3つのジャンルに分けてご紹介します。

 

少し高めのスイーツをこっそり食べるプチ贅沢

まずは、夫や子供がいないときに、ちょっとした贅沢を楽しんでいるという声。

「子供が学校に行っている間に、買っておいたハーゲンダッツのアイスクリームをひとりで食べること」(滋賀県・38歳)
「コンビニデザートをひとりで食べること」(愛知県・43歳)
「友人とスタバでコーヒーを飲むこと」(岩手県・42歳)
「夜中にアイスを食べる」(大阪府・39歳)

子供が小さいと、ゆっくり外でお茶をする時間もありません。そんなママたちにとって、夫や子供がいない昼間や寝静まった夜中に食べるアイスやスイーツは格別の味。至福の時間なんです。

こっそり食べずに家族みんなで食べればいいじゃないか……というご意見もあると思いますが、例えば1つ300円するアイスクリームを家族4人分買ったら、家計に影響しますよね。

なるべく贅沢は控えたいという気持ちもありつつ、たまには私もこれくらいの贅沢はしていいだろうというのが、1個300円のアイスを自分の分だけ買うという落としどころなのです。「どうせパパだっていつも外食したり飲みに行ったりしてるんだから、私もこれくらいは……」ということです。

NEXT PAGE /

子供には言いにくいママの楽しみも

ふたつ目は、家族に邪魔されたくない趣味を、家族がいない時間にする、という声。

「ひとりのときに録画したテレビ番組を見ながらチョコを食べる」(茨城県・42歳)
「子供が幼稚園に行っている間に、撮りためておいたテレビ番組を見る」(茨城県・39歳)
「金曜日の夜中に『霜降り明星のオールナイトニッポン』をラジオで聴くこと」(愛知県・41歳)
「平日の昼間に、ソファでくつろぎながらスマホゲームなど、自分の好きなことをすること」(大阪府・39歳)

テレビドラマなどは、夫や子供が一緒のときには見にくいですよね。特に子供には見せたくない内容のドラマなどもありますし。「好きなアイドルのライブDVDを夜中にこっそり見ています」とか「韓国ドラマをひとりのときに見ています」というママ友も、私の周りにいました。

例えば、子供に対して「ママの趣味は読書よ」とは言えても「ママの趣味はテレビを見ること」とは、少し言いにくいですよね。建前としては子供に「テレビはあまり見過ぎないほうがいい」と言っていたりする場合は特に、ちょっと後ろめたい気持ちもあるでしょう。

 

家計のプラスになる趣味や楽しみを持つママも

3つ目は、これは特に家族に内緒でというわけではないかもしれませんが、家計のプラスになるようなことを、日々の楽しみにしているという声。

「アンケート回答でポイントを貯めたり、フリマアプリで不用品をお金にすること」(神奈川県・42歳)
「ポイントを貯めること。クレジットカードで買い物をするなどしてマイルを貯めてそれで旅行に行く」(兵庫県・36歳)
「懸賞に応募する」(愛知県・23歳)
「欲しいものはネットショッピングで探して安く買い物すること」(奈良県・41歳)
「ポイントアプリでお小遣い稼ぎ」(岩手県・43歳)

近頃はさまざまなポイントカードがありますが、うまくポイントを変換したり移行したりするなどして、効率よく貯めるテクニックがネット上に出ています。

こういったテクニックを駆使して、行きたい旅行分のマイルを貯めるなどは、ある意味達成感のある趣味。楽しい上に家計のプラスにもなって一石二鳥です。

また、最近不用品を処分するときにフリマアプリを利用するという声も周りのママ友から多く聞きます。リアルなフリーマーケットに出店するよりも手軽にできるのがいいようです。

着られなくなった子供服などをフリマアプリで売っている方は多いと思います。こちらも、写真の撮り方や説明文を工夫するなどして、少しでも高く売れたときには達成感がありそうです。

今回アンケートを取った中では、極端に散財しているような方は見られませんでした。毎日の忙しい中で、あまりお金を使いすぎず、工夫してストレス発散しているママたち。今回の回答を見て、私としては、とても共感できました。

 

このように、きちんと主婦としての役割を果たしながらも、可能な範囲で楽しみを見つけて幸せを感じるというのは、男性にはない価値観かと思います。女性が男性よりも現実的であると言われますが、それが今回の回答によく現れていますね。

たまに男性の方で「女性は自分の半径5mくらいしか見えてない」などと言う人がいますが、現実的であるという女性の特性があるからこそ、家の中を日々快適に保つことができ、きちんと家計の管理もできるのでしょう。

そんなママたちに対して、たまには家族で「ママが何もしなくていい日」を作ってあげることも、ママのストレス発散のひとつになるのではないでしょうか。

 

相馬由子=取材・文
編集者、ライター。合同会社ディライトフル代表。雑誌、ウェブ、書籍などの企画・編集・執筆を手掛ける。会社員の夫と、もうすぐ小1の娘の3人家族。ここ数年は、子育てをテーマにした仕事を数多く手掛けている。

石井あかね=イラスト

ネオ・マーケティング=アンケート協力
※調査対象:既婚子持ちの35〜45歳の女性200人

# アンケート# 夫たちが知らない、妻の本音# 専業主婦
更に読み込む